先日、事務所の省エネ化の一環でプリントサーバを購入しました。
年代も2000年頃と非常に「古い」商品ですが、100BaseTX対応ということと、金額が比較的リーズナブルということで、早速入手しました。
早速、設定をしてみようといろいろとつなぐのですが、一向につながる気配はなし。
付属のユーティリティもバージョンアップは終わって、動作する気配はこれまたなし。
破れかぶれで、OSにあるネットワークプロトコルをインストールしてみるものの、やはりダメ。
結局、使えないだなぁ、古いしとおもって、たまたま目についた他社製品。
形が似ていたので、「たぶん」大丈夫だろう。という、根拠のない自信で破れかぶれでとりあえずドライバをインストールしてみる。
動くわけねーやと思った矢先・・・・「動きました」
一方で、純正の方は、未だに「動きません」
これは、運が悪いのか、ユーザを馬鹿にしているのかはわかりませんが、無事「他社」ソフトで、工場出荷状態に戻すことに成功。
その結果、プリントサーバを使うことが出来ました。
こんな発想をすること自体「非常識」と思われそうですが、実は、ある共通項があるのです。
国内で販売している製品はすべて「ある会社」のOEMなのです。
実は、某社のサポートでみた、プリントサーバの部品と、国内メーカで販売しているプリントサーバの部品が、なんと「色違い」であることがわかったのです。
値段そのものは、正直なところわかりませんが、「形が同じ=中身も同じ」と考えることは、きわめて自然で、同じ形の他社ユーティリティも「使える」という、無茶苦茶な解釈をしたことをすること自体、「頭がおかしい」と思われそうです。
しかし、この考え方は、日常よく行うことで、たとえば、LANのアダプターもメーカのドライバではなく、基板にかかれている「チップメーカ」のドライバを使うことも多々あります。
今回のやり方はまさに「日頃の応用」というべき、手法で結構役立つことかと思います。
もちろん、厳密には細かいところもありますが、概ねはこれで大丈夫というところでしょうか。
このことで、わかったことは「付属品」が必ずしも「有効に働くことはない」ことの証明になってしまったことは言うまでもありません。
もちろん、メーカ的には「ダメ」です。
しかしながら「自社提供分」が使えずに、他社用ソフトで動くこと自体「かなりの落ち度がある」と思います。
これは、非常に情けない話で、あり得ないことと思っています。
真偽については、下線を引いた通りですので、ご参考になれば幸いです。
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