インターネットプロバイダが山ほどあり、どこを選ぶのが自分にとってベストか?
個人的な私見も交えながら紹介します
ISP契約変遷は
1990年代〜
NIFTY-SERVE (現@niftyW)
PC-VAN (現BiglobeW)
この2つは、パソコン通信の老舗で、いずれも母体は富士通・日本電気(NEC)が運営している、2大巨頭です。
当時は、インターネット接続事業として、niftyはinfoweb、biglobeはMESHと呼ばれ、今でもリモートホストが
infoweb.ne.jp、mesh.ad.jpとなっているのは当時の名残で、なぜこのプロバイダだけ自社のドメインじゃないのか?と言うのは、こういった時代背景にある為です。
当時の時代背景を振り返ると、パソコン通信時代では、この2社を契約している事が一つのトレンドとなっている事で契約したものでした。
特に契約料など掛かってなかったものの、使いすぎて月に数万円といった請求が届いた事も、今となれば懐かしい思い出かもしれません。
2000年代〜
当時はインターネットの使い放題が一つのテーマで、当時は23時からの使い放題時間(いわゆるテレホタイム)が戦場で、いかに23時からの接続にあわせて準備するかが一つのライフスタイルだったように思います。
いまでこそ、通話し放題が980円で可能な時代でなく、2000〜5000円の定額料を払っていた時代が今を振り返っても、良い時代だった様に思います。
日中利用できる人は「お金持ち」または「会社利用」で、一般庶民は「深夜利用」と言う点は、とても今では考えられないものだったと思います。
OCN(NTTコミュニケーションズ)は、インターネットサービスの展開は、主に法人向けプロバイダで始まっており、個人向けに展開したのはniftyやbiglobeより後で、いわゆる後発のプロバイダです。
私は2000年に、インターネット事業展開?を始めるべくOCNエコノミーを契約しました。
契約からサービス開始までに実に4ヶ月の時間を要し、展開した事は感慨深いもので、当時の経験は今の事業において大きなプラスになっています。
専用線の128kbps(ISDN 2B分)で、月額32000円(税別)は、当時のISDN+テレホーダイがおよそ5000円だったことを考えれば、相当な金額で、今で言うフレッツ光のビジネスプランを個人で引くレベルです。
今でこそ、はっきり言いまして、アホだったと思います。
それから、ADSL回線が普及の兆しを見せ、フレッツADSL+ISPと言う組み合わせが増えてきました。
当時のはやりだった回線は
OCN(NTTコミュニケーションズ)
ODN(日本テレコム・現ソフトバンクテレコム)
Yahoo!BB(ソフトバンクBB)
とあり、その中でちょっとマイナーだったKDDIのDION(現auone-net)をメインに使っていたのは、当時の営業担当者のつきあいからODNを軒並みDIONに乗り換えた話は今思えばチャレンジャーです。
ただ、当時の契約変遷を見る限りで、niftyとbiglobeは、今も契約を残しており、それぞれに理由があります。
niftyに関しては、メール+コンテンツで月額維持費をきわめて0に近い金額で契約しており、他のOCNやODN及びDIONに変わった際も、大きな影響を受けずに残ったのはそういった背景があります。
一方で、biglobeは、月額基本料金が0円で維持できる為、現在も契約しています。
ODNやDIONは契約解除を増やした一方で、niftyとbiglobeが今も残っている理由には上記のほかに次の理由もあります
1:メールアドレス
2:長期利用における特典
3:各種コンテンツの利用におけるISP認証
という点でしょう。
特に1のメールアドレスの存在は、非常に大きく各種サービスを利用するに当たって絶対欠かせないアドレスの一つです。
niftyに関して言えば、当時はメールアドレスに「本名の姓または名」を入れるのがルールとなっており今では、到底考えられないものでした。
逆に今ではそれが良かったせいか、そのまま残しています。
biglobeに関しても同様で、こちらはプライベート用としてしています。
最近は会社用としてOCNのアドレスを取得していますが、これは単純に「やむなく利用がある場合」に限り開示し、普段はほぼ使う事はありません。(便宜上でも何でもなく)
2に関してはniftyでは特に無く、一方でbiglobeは長期利用のユーザの優待があり、使えば使うほどポイントが加算されるのは魅力です。
3は、やはり他のプロバイダと違い、コン
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