いつの間にか、報道陣の取材すらない程、関心がなくなった第3回バイオラボ株式会社の債権者集会
長崎地裁401法廷で10:30開廷しました
開廷するにも関わらず、久木野氏の姿が見えず、私は「代理人弁護士」に任せて欠席なのか?
とおもったら、裁判官が「本人は遅れてくると言う連絡が入ったが、待つわけにも行かないので始める」という言葉で、債権者集会が始まりました。
それから、約10分ほどした10:37に久木野氏が途中出席しました。
今回も本人からのコメントも無く、淡々と終わった債権者集会でした
報道機関でのレポートがあると思いますが
先日の「スズキアルト」はリサイクル料を含んで12000円程度で売却できたと言います
これは、致し方ないとしても
本社物件の競売は、2億数千万円投資したにもかかわらず、買取査定は180万円程度という管財人の報告から、売却を見送り、土地建物とあわせて什器一式を1億円(うち什器類500万円)で売却が決まる予定だという
ただし、長崎県と東京都から滞納差し押さえを受けており、この差し押さえを解除するために、滞納額の3分の1を納める事で8月12日頃をめどに結論を出すと言う。
これで、ダメな場合は、仮処分の申し立てを行う事を管財人が申し入れたと言う
後一つの、長与町の物件については、近隣の土地所有者へ売却を打診すると言う
1000万円台で取得した物件ですが、売却となれば半値以下になりそうな予想で、買いたたかれるのではないかと思うところです。
それから、出席者の中から「破産財団の資金が減少しているがなぜか?」という問いに、管財人が「破産に伴い、決算を行うべく、税理士報酬を約47万円支出した」事による、必要経費だという。
納税額が100数十万円であるが、還付金が約600万円ほどある事もあわせて報告されました
それでも、手許有り高は約1000万円程度で、物件売却やその他租税等の支払い債権が3000万円(税金等2000万円、給与未払い1000万円)ある事から、一般債権者(いわゆる自分たち)には配当は難しいと言う見解でした。
約10分ほどで債権者集会は終了し
次回は、11月6日(金) 午前10時45分 から同所にて
債権者集会の結果そのものはもちろんですが、一番気になったのは、バイオラボ社長が、債権者集会に遅刻すると言う何とも、緊張感のない言動に呆れたことは言うまでもありません。
債権者自身も本業がありますから、このような事に毎回参加するほど暇で無ければ、事の顛末を見守るしかできません。
ただ、彼らの回りで起きている事はもっと、説明して頂きたかったのが、正直な感想です。
破産管財人(金子弁護士)も、破産弁護士(石橋弁護士)も「仕事」で対価を得て業務に当たっている事ですから、慈善事業ではないのですが
やはり、このような事が明らかになるのは、正直情けない限りです
改めて次回の債権者集会で進捗が気になる所です
何とも