携帯電話が一人2台時代になっている昨今、携帯電話会社の見分け方は営業トークの一つになるだろうと信じています。
携帯電話は 0x0系と言われ、約10年前までは、010〜090まで存在し、その後電話番号再編を経て
010系=マイライン国際電話
020系=ポケベル(DFAXなど付帯サービス含む)
050系=IP電話
060系=一部の特殊番号
070系=PHS(ウィルコムのみ)
080−0xxx系を除く080系=携帯電話
090系=携帯電話
とざっくりこのように区分けできます。
090系は、元々の010〜090まで割り当てられていた携帯電話を 010−xxx−xxxxとなっていたものを、090−1xxx−xxxxと置き換え、桁数を従来の10桁から11桁にかさ上げしたことは有名です。
その後、0120の着信者課金番号(通称フリーダイヤル等)の番号逼迫に対応するべく、0800系を設置したのですが、携帯電話の利用者が急激に増加したことを背景に、080系を増やしたのが現状です。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/tel_number/mobile90.htm
さて、そんな中で、090系で携帯電話会社を見分けるのは「職人技」が必要となるため、ざっくりとした説明ですと
090−1から始まる番号はは、KDDIとソフトバンクが多く見られます
090−2から始まる番号は、KDDIが多く見られます。(NTT系・ソフトバンクももちろんあります)
090−3から始まる番号は主としてNTT系とKDDI(au)系に分かれます。
090−4から始まる番号は、KDDIが多く存在します。
090−5から始まる番号は、NTT系とKDDI系が半々です
090−6から始まる番号は、ソフトバンク系が多く見られます
090−7から始まる番号は、NTT系とKDDI系は入り組んでおり判断が付きにくいのです
090−8から始まる番号は、主要3社があるため、090−82〜はKDDI、090−84〜はNTT、090−86〜はソフトバンクといった要領です。
090−9から始まる番号は、KDDIとソフトバンクが多く見られます。
この判定材料は一つの目安であり、番号持ち込み(ポータビリティ)などで変わっておりますが、基本割り当てとしてのお話としてご覧いただければより幸いです。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/tel_number/mobile80.htm
090系は、前述の通り「判断には、経験と勘」が必要ですが、080系だったら「山勘」じゃなくてもほぼ100%当てられます。
(これは前例・例外はなく原則この方法で割り当てられています)
080−1〜2で始まる番号はNTTです。
080−3〜4で始まる番号はソフトバンクです。
080−5〜6で始まる番号は、KDDIです。
080−7から始まる番号はイーモバイルです。
ざっとこれだけわかれば、携帯電話の会社を尋ねるまでもなく「基礎判断」ができます。
ある程度こつがつかめると、「**地区の携帯電話」と言う判定もできますが
これは、ほとんど役に立ちません。
これがわかるとソフトバンクのただ友の見分け方にも通じるため、話が早いことでしょう。
ちょっとした話の話題に是非お役立てください。