昨日、事務所に戻ってみると
親和銀行 から手紙が届いていた
手紙の内容を要約するとこんなかんじだ
「親和銀行**出張所」が「**支店」になります。
と言う記事だ。
これを見て私は「何を今更」という気持ちである。
元々、この店舗は「**支店」だった訳で、私が高校生だった頃は、出張所などは皆無で、この出張所も元々「**支店」だったのだ。
平成6年から使っていたのだが、ある日を境に使う事を止めた。
それは「ネット銀行」の口座をメインに使うようになってから必要性が薄れた為だ。
現在も様々な口座を保有しているのだが、親和銀行の口座に至っては、正直使い道が少なく
今も預金は0円に等しい。
題名にもしている「しんわプラス」とは、元々ふくおかフィナンシャルグループになる前の、九州親和ホールディングス時代に、リテール金融を目的として設立された「業態変更」の一環で始まった事業である。
主要支店を軒並み「出張所」へ格下げし、法人営業と個人営業を分離した事に始まるのだが
最初は「9時〜12時」「13時〜16時」というスタイルであった。
おや?と思う方がいるだろう。
実は12時〜13時の間は「営業休止」のため、シャッターが降りるのだ。
これは、昼休みに銀行へ行くユーザからの総すかんを食らった。
その結果「営業休止時間帯」をあえなく廃止。
そして、時間も通常店舗と同じく「9時〜15時」という標準時間に戻ったことは記憶に新しい。
その後、経営統合でしんわプラスの表記は「こっそり」残っているのだが、それでも「出張所」としての位置づけは変わらず
ついに今秋から「出張所→支店」へ業態を戻す店舗となった。
「わずかな期間」だけの「営業所もどき」展開は幕を閉じるのである。
親和銀行にとって「出張所」と「支店」の違いは
「出張所」=「個人口座」専用であり、「支店」=「法人口座」対応の違いだったという。
この違いには、少なかれ「法人ユーザ」からの反発は大きかったと予想。
もちろん、十八銀行が隣接する支店も少なかれ存在するため大きく水をあけられたはずだ。
どっちにしても
私にとってみれば「何を今更」という印象はぬぐえず
その上で、重複近隣店舗は「閉鎖(ATMのみ展開)」に切替えて
ほとんど閉鎖に追い込まれている親和銀行の店舗は「旧九州銀行系」が多い。
今回の営業所から支店に戻った所は旧親和銀行系で、営業所または支店が廃止になったところは、九州銀行だった所が多い。(もちろんすべてが九州銀行系とは言いません・・。念のため)
※支店コードをみれば、どこが九州銀行系で親和銀行系かわかるのですが。
これで、「しんわプラス」の展開は事実上の廃止。
ニュースリリースでは「営業所から支店」への昇格と書いてあるが
これは「しんわプラスのリテール系営業所展開を撤回し、法人営業も可能な一般支店へ戻す」と書くべきだと私は思う。
私は営業所から支店に戻ったところで今後法人取引をする使う予定は今後も無い。
親和銀行も一時期は100店舗を越えていたが、この調子でいけば、最終的には50店舗まで減るだろう。
今回の件をきっかけとして店舗の統廃合がさらに加速する予感がした。