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災害時に備える電話サービス

企業のインフラはどこから整えるのが良いか考えるとキリが無く、
IT企業は、パソコンが無ければ意味がないのですが

実際のところ、パソコンが無ければ全く持って話にはなりません。


モバイラーで仕事を行うとすれば電話・FAXがあればほとんど事足ります。
FAX送信に至って考えれば簡易的なものはパソコンから、ちょっと難しい場合はコンビニからといった選択肢は十分あります。
私の考えは多少古いのか、企業の基本は「固定回線」があるのが前提で、携帯は無くても「困らない」と思うのが常です。
しかし、この昨今携帯前提で物事が進む故、どうしても直通にこだわりたいものです。
私はそれが良いとは思いません。やはり、段取りを持って仕事が前提になるからです。


IT企業のあり方も年々変わってきています。
定位置を持たずどこでも行動できるよう、固定電話は引かず携帯電話のみで仕事をしている方。
私自身が携帯電話を嫌う理由は「携帯に出ないと不満を言う方が多い事」
「携帯=いつでも持っている」という事。

とりとめの無い話題ですが、さて事業を行う上で必須アイテムになりそうなものは

*パソコン
*インターネット環境
*携帯電話

の3つは最低限必要でしょうか。

あとあると便利な事が「FAX回線」

FAX回線で最近目につくのが【020番号】。

これはIP電話を始め、携帯電話その他電話番号から「発信不可」となっており、送信はおろか着信専用である為、
どうしても敬遠されてしまう番号の一つです。


今後の事を考え、必要にするならばFAXなら050系FAXがおすすめです。

全国一律に使えるのは「いわゆる0570のナビダイヤル」に近い性質があり、050と0570と番号が似ているのは偶然としても、
固定番号も050・FAXも050が私個人としては十分利用価値があるのかなと考えます。

ただ、今回発生した災害時にこの050番号をはじめとしたインターネット番号は正直「使い物になりません」
言い換えれば「緊急連絡用には不適」であるのです。


しかし、その一方でこの050番号がインターネット回線の付随でなく、050単独サービスなら話は別です。

ネットワークセンターが独立した場所に存在するため、直接の通話は無理ですが、FAXも受信できる上、メッセージも残せるという構造になっている点は大変大きいといえます。


今回はあまり注目されていませんが、今後の緊急連絡用として050電話番号を一つ保険として持ってみてはいかがかと思うのです。
月々500円が安いか高いかはわかりません。


メッセージを残さなくとも、電話番号だけで残れば十分その役割は果たせていると考えます。


現在050電話サービスをメインで行っているのが

NTTコミュニケーションズ 050あんしんナンバーLink050グリーンFAXLink など

KDDI ペーパレスFAXLink

となります。

※NTTコミュニケーションズの場合は、OCN契約を基本に申込を行う事が絶対条件となり、単独サービスで契約すると、各種オプションが利用できない不具合があるため注意が必要です。

KDDIのサービスは、留守番電話+FAXの複合サービスとなっており、電話兼FAXの感覚で利用できる点は大変魅力です。
KDDIの電話サービスを併用することで、自動的にFAX原稿がデータ化されるメリットもあり、この点はNTTコミュニケーションズとの違いになります。
※KDDIメタルプラス+フリーコールDX+KDDIペーパレスFAXを使う事で可能

このようなサービス形態がいわゆる災害時に強いインフラにつながると思います。

もちろんこれだけに頼ってしまえば、意味がありませんので
やはり、レガシーデバイスと呼ばれる旧来のアナログ回線は必須でこれプラスIP回線が大事では無いかと考えます。
現時点ではこれ1本で「万全」という事は無く

1本の矢より3本の矢が強いという例えの様に、電話サービスも旧来のサービスだけに限らず、新サービスを加える事でより強固なサービスができるのでは無いかと考えます。

改めてサービスの難しさを垣間見た瞬間でした

— posted by admin at 10:46 pm   pingTrackBack [0]

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