日頃から各種物流を佐川急便Gに依頼してます。
偶然にも代引取り扱いの締日ぎりぎりだった事もあり、入金予定日を確認すると・・・?
ん?
へっ?
という事である。(画像参照)
通常、末締めの翌月5日払いというサイクルにも関わらず、翌々月5日になっている事に不審さを感じた私は早速問い合わせてみる。
受付「規則なので、お客様だけ特別扱い出来ません。」と何ともつれない返事。
おおくす「月末締めで翌月払いって書いているじゃないか?」と詰め寄る
それから、「・・・じゃあ上司から電話させますんでいったん失礼します。」
と何とも困った事。
それから程なくして担当者より連絡が入る
ここでは、仮にTさんとしましょう。
担当T「実は社内ルールとして、お客さんから預かったお金はいったん、SGFで確認をしてから、支払う仕組みとなっています。その処理に1〜2日程度時間をいただいており、集金日と入金確定日が異なるのです。」
担当T「今回、5月31日に集金した為、社内処理として6月2日頃までに着金確認をした事が原因で、本来の6月5日でなく、7月5日になります。」
おおくす「そんな事は何処にもかいてないんだが・・?」
担当T「社内入金は翌々営業日とかいてありますが・・・。」
おおくす「そんなん、何の関係があるんだ?記載された日付が31日となっていれば、翌月5日と思うだろう?」
担当T「規則なので特別扱いは出来ません。」
・・・そんなやりとりが延々と続いた訳で
担当T「どうやったら納得いただけますか?」
おおくす「今回のお金が今月入ってこなくても別に倒産するといった事は無い。ただ、気持ちが悪い。しかし、末締めと記載されているからその内容にそって振り込んでいただければ良いんだが」
担当T「それは、出来ません。」
おおくす「じゃあもう少し詳しく説明しなさい」
っていう訳である。
つまり今回の話をまとめると
佐川急便が配達した時に回収する代引は「31日に集金」したからといって、31日を完了日とせず、翌日から翌々日をめどに処理を行う(つまり、土日が重なると確実に遅れるという事だろうか。)
それからすると、月末分までを翌月5日に支払ってもらう為には
(1)出荷 当月25日まで。
(2)配達完了 当月26日〜27日まで(28日以降は、翌月締めになってしまう)
(3)社内処理完了 29日〜31日(入金確認処理)
つまり、月末締めの翌月5日というのは、(2)の完了では無く、(3)の社内処理完了日の締め日が月末までに完了した分は、翌月5日に支払う。それ以降は翌々月となる。という仕組みである。
このことから
出荷した荷物の回収分を翌月5日に間に合わせるとすれば、お客さんの手元には26〜27日までには到着しなければいけないという事になるのです。
逆算すれば、25日(翌日到着エリアで26日)が当月処理に間に合う最終日といった計算ということだろうか。
もっとも、見なし完了としてでなく、着金確認の時間を1〜2日は最低作るというスタンスが悪いとは言わない。
ただ、こういった事をもっと明確に説明するべきであり、うやむやにするところはお金を扱う関係上、あってはならない事だと私は思うわけで。
荷物の出荷自体は「発生主義」なので、仮に25日に起票した伝票は26日につかっても、請求は25日付けで処理される。
しかし、代引きの入金は「完了主義」であるため、仮に31日に集金しても、実際は翌々営業日である2日になってしまうという流れだ。
こういう状況であれば、信用問題に発展すると言って良いが、現実は1日分の入金云々で経営が左右されるような事は考えられないと前置きしつつ、振込手数料等の諸問題さえ解決出来れば原則、入金の都度振込が好ましい。
1回の振込で300〜500円かかる事を毎回行えば、それだけで数千円は軽く発生する。
その点からみても、月1回=500円程度の負担であれば、当然の事である。
今回の件に限らず、自分の会社でできる事はまず「やってみる」が基本だと思う。
その上で、問題点が発生したら同じ間違いを犯さない様、細心の注意を払う。
支払いのサイクルで不都合が出る場合は、振込や集金といった方法に切り替える事も大事
総論として
「誤解を招く事は差し控えるべき」
「理由は明確に、態度は毅然と」
そんな思いで切に思う今日この頃である
佐川急便