書類を送付する方法にも様々な手法があります。
私のような会社では、ほとんど書面は手渡しよりも物流会社を通じて送付する事が多くあります。
それは、「現金授受」の関係に近いものです。
通常であれば「現金受渡」がいろんな意味で便利ですが、渡した渡していないという水掛け論があります。
その一方で、「銀行振込」を行えば、「現金授受」としても、「銀行」という第三者機関が間に入ることで、その金額が正しく支払われたという客観的証明がなされます。
これが、書類送付にもいえるのです。
書類を送付するケースにも
「普通」
「速達」
「書留」
とありますが、特に「速達」で扱う場合は、「緊急性」を要すと判断できますが
「書留」の場合は、「希少性」という場面に変わってきます。
この「緊急」と「希少」は同時にもなりますが、「緊急性」となる場合は決してよいことばかりではありません。
書類送付の決定打は、「受取人指定」です。
これは、書留の上位サービスに当たるといえます。
日本郵便の「本人限定サービス」や佐川急便の「受取人確認サービス」といった商品はまさに現代社会のニーズに応えた事と考えられます。
書類送付も多種多様に変化しています。
もっともこういったサービスを活用する前提は
「使用者がキチンと把握する」事が重要であり、利用者にその意義を唱える事は難しいと考えます。
書類送付は「おおざっぱに配達」する時代から「受取人を特定して配達」する時代へ
何とも厳しい世の中になりました。