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価格交渉するなら「理由」を考えよ

私の会社に先日、料金交渉の話がきた


理由は「これまで5年ほど使っているが、一度も改定が無い。私の会社は売上が厳しい。その為、貴社に50%の値引きを求める」

と言う内容だ。



まぁこの内容をまともに考えたところで、こういう話を聞いた事がある。

「相手の懐具合(いわゆる経営状況)を見て商売していると自分の会社がダメになる。必要な費用はキチンと請求すべきだ」という話を様々な方から助言いただいた。

それでも、なかなか難しいところを考えた際に、今回の件だ。


確かに、相手の事情を鑑みれば安くする事で維持できればと考えるだろう


しかし、私自身が値引きをすると言う事は、これまで100円の利益が出ていた物を50円にして成り立つだろうか?


もっとも、こんな考え方もある

「売上が悪いのは私のせいだろうか?」という理論。

売上が悪いのは私のせいで無く、あくまでも顧客の営業努力の問題であり、この点において責任転嫁されるのはいかんせん筋違いであるわけです。


その為、私は今回の件について「できません」の一言で対応した事は言うまでもありません。


どうしても維持できなければ「契約を解除」すべきであり、道義的理由が見つからない。


価格交渉する為に大事な理由は「相手に価格交渉に応じるべき正当な理由があるか」と言う事。

つまり「私はこれだけの対価がある。その為、これだけの費用を求める」べきか、あるいは「あなたは当方が求めるサービスを行っていない。その為、費用の削減を求める」という事であれば可能だろう。

すなわち今回の様なケースで「値引き交渉」が可能とはとうてい思えず、理解に苦しむのです。


これからこういった話が増えてくるのかと思うだけで頭の痛い毎日です。

— posted by admin at 11:23 pm   pingTrackBack [0]

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