配達記録の廃止と物流事情

日々の生活にあまり影響の無い話題です


先日、関西圏から簡易書留を送ってもらいましたが

到着まで2日かかりました。


長崎から東京が翌日なのに、なぜ半分の関西が2日かかるのか理解に苦しみます。


いろいろなケースがあると思いますが


関西までは「陸送」で関東は「航空」だからというのが理由でしょうか。


郵政民営化の話題はあまりすきではありませんが、到着日数が読めない事は正直なところ迷惑な話で、もっとわかりやすい時系列表といったものはないのでしょうか。


郵便物を窓口で出したことがある方はご存じと思いますが


0〜8時(深夜)
8〜12時(午前)
12〜18(午後)
18〜24(夜間)

と4区分に分かれています。

特に0〜12で処理をした取り扱いについては、原則翌日に届くのですが

12〜18は原則翌日、一部地域翌々日といったところです

18〜24については、ほとんどの場合、翌々日になるのがほとんどです


物流のルールに関しては参考になる話しではありませんが、

長崎市内における各物流企業の締め時刻というのがあり
(以下の時刻は各支店・営業所へ持ち込んだ際の最終)

日本郵便 速達 午後8時(午後9時最終便出発の関係上)
佐川急便 一般貨物出発 午後7時(午後8時に各方面へ出発)
ヤマト運輸 一般貨物出発 午後7時(上記に同じ)
日本通運 一般貨物出発 午後7時(上記に同じ)


といったように、最終時刻に持込が間に合えば、ひとまずは当日便に間に合うという計算です

日本郵便に関しては、原則「速達」に関する取り扱い以外は、午後5時までと考えるのが自然です。

その他の航空便についても、また同様に午後2〜3時までというところがほとんどといわれています。
(航空便は営業所の関係もあるので、一言に同じではありません)

基本的に、佐川などの貨物系は、1日2便で動くため、午前便と午後便で荷物の配達状況が変わるという事です。

日本郵便における、場合も「速達」で最終便にあわせて提出すると、翌日夜間に配達される仕組みとなり、ほぼ24時間で届けられるという仕組みです。

このような事はほとんどのところでは記載されておらず、不信感が募る部分でもあります

本当は、日本全国「翌日配達」が実現することが一番ですが
今の物流事情を考えると致し方ないところもあるように思います。

日本郵便の民営化によってますます、競争が激化する事は確実です

料金の低廉化にあわせ、配達日数の短縮がさらにはかられる事を期待してやみません。

日本郵便が持つサービス力をさらに向上させる事が本来と思いますが、悪い部分ばかり目立ち本来の良いところがあまり生かされていないのが正直な感想です。

あまりご存じな方は少ないと思いますが

民営化によって、今まで郵便局の外務員が「郵便物」を預かる事は何ら問題のない事でしたが

現在は「貨物免許」の関係上、郵便局の外務員(主に保険)およびゆうちょ銀行の外務員(貯金)が郵便物を預かる事はできなくなりました。

郵便窓口で対応できる理由は「持込」による「仲介」だからOKという理由とのこと。

いくら法律云々とあっても、全く持って解せない事由です。

個人的な意見としては

「せめて、分社化しても、それぞれの業務ができるように相互乗り入れ」をしてほしい

と思います。

— posted by おおくす@ai2station at 11:07 pm   pingTrackBack [0]

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