なんでも「保険」が大事という話を聞きます。
では、そもそも「保険」って何のために?と言う事になるでしょう。
私自身は、金融の専門家ではありませんので実体験とその考えについて
この仕事をはじめて9年近く(立ち上げから数えると約10年)になりますが、幸い目立った病気にもならず、けがもせずひとまず無事に生きているのが実感です。
個人事務所は「体力」が資本ですから、体をこわして仕事ができなくなるとその時点で「廃業」をほぼ意味します。
下手すると「自己破産」どころか「生活保護」になるほどその状態は惨めなものです。
保険が大事というのは、なかなかわかりません。
私は、自動車保険を始めいくつかの保険に加入していますが、自動車保険については
初年度に事故に巻き込まれ
その2年後には、台風で車が損壊しました。
前者は、保険事故として、後者は災害事故として保険金請求を行い、手出しは0で済みました。
保険の大事さは「万一」の時、使えなければ「保険」じゃ無いという事。
形式だけの保険なら「かけない方が良い」と考えています。
よく「つきあい」で保険に入る方が多いと言いますが、いざ使おうとしたときに「この事故には使えない」という対応をされたら果たして良い気分はするでしょうか。
私は良い気分ところか「金返せ」と言いたくなります。
保険というのは、いわゆる「賭」みたいなものです。
たとえば、掛け金のレートを「1000円」、万一期間中に事故が発生したら10倍の「1万円」払うと言うのが、保険です。
しかし、100人中99人は、事故が起きず、1人が事故を起こせば(いわゆる保険金請求)を行えば、保険会社は100000円のうち、1万円だけ支払えば済みます。残りの9万円は、保険会社の収益等に変わるのです。
(もちろんこれは極端な例ですが、考え方として見ればだいたいこんなイメージでしょうか。)
つまり、誰もが「いつ」何が起きるかはわからない。だけど、その「万一」に高額なお金が出せるのは、富裕層の一部であり、大多数は不可能に近いです。
だから「保険」が必要だと思うのです。
保険にもいろいろ種類があるし、本当に自分の役に立つのか?
健康保険は、まさに相互扶助の一環です。
毎月、保険料(保険税)を支払う事で、医療機関に対して支払う負担を最小限にとどめ、入院などを行った場合は所得に応じて限度額まで支払えば済むと言うしくみは、保険の仕組みそのものです。
保険は、健康なうち・何もないうちにこそしっかり備える事が大事と痛感します。
ただ、どんな保険が自分に適しているかは
「自分の所得」
「結婚の有無」
「職責の重要度合い」
「生活の水準・持ち家かどうか?」
などで変わるため、すべてのひとに同じ保険と言うことはありません。
すなわち、「保険」はまさにライフスタイルにあわせてと言うことです。
私のようにたいした財産もない人間は、入院保険が給付されれば事足ります。
保険は自分の身を守るためのお守り程度として考えるべきじゃないかと思います。
ある企業のセミナーで「売り上げの10%を広告費にかけなさい」
と言う言葉がありましたが、
私は、「収入の5%は保険にかけなさいと」
思うのです。
仮に収入が10万円なら、5000円。
わずかな金額では無いかもしれませんが
昨年から自動車保険が逓減し始めたを機に様々な医療保険を研究し始めました。
条件・サービス等をしっかり見極めた上で何らかの保険に加入でいるようにと思うのが当分の課題です。
何よりも「病気しない」ようにする事が大事でしょうけど
一番、関心があるのは「東京海上日動火災保険G」の超保険G。
生損保複合型で、他社ではまだみかけないタイプの保険。
まだまだ勉強が足りません。
保険の約款を読むところから研究を続けようと思います