今日は、朝から電話をかけまくる
・・・・実は、営業のため?ではなく、事務処理の件でお願いするためだ。
うちの会社では、お客さんからお金を集める際に、「口座振替」を使って集金している。
私の会社では、大きく分けて現在3系統の収納方式を採用しており、うち1系統の利用者が逓減している。
2年ほど前、全国型収納機関の契約を締結したことをきっかけに、地域限定の収納契約を順次廃止する事にした。
当時は、利用者がそれなりに有り、すべてに切り替えを促すのが難しい状況だったが、先月の段階で件数・規模ともに可能な段階まで減ったことも後押しし、今日関係者にアポ取りをして片っ端から回ることになった。
年間の経費面から見ても、大幅なコストダウンにつながり、昔年の希望が達成できたところだ。
口座振替の収納サービスのうたい文句は「1件から始められます」だ
1件から始めて、会社の採算はあうのか?と言う疑問がわくと思うが
正直1件で採算が合うかどうかは「取引金額」次第と言うことである。
私の会社の顧客は1000円前後から数万円までその幅は広く、実際に1円単位で回収可能であるが
それはあくまでも「件数」を持っているスケールメリットがあるためで、実際は「一定金額」未満の場合は、処理毎に「赤字」を出してしまう。
つまり、500円、1000円1件だけ引き落とす場合は
事務手数料倒れしてしまい、回収どころか「手数料」を支払わなくては行けない状況に陥る。
口座振替を始めるとすれば、最初の段階で最低でも1万円以上の収納見込みが無ければ業務を行う事はできない
それ以下の場合は、回収コストだけでコスト倒れしてしまい
振り込んでもらった方がずっと効率が良い。
そんなにコストがかかるならすべて「振込」にしてもらう方が良いのではないか?と言うだろう。
振込の場合はどうしても「口座振替」と違い、請求書発行・振込確認の作業が発生する。
この作業コストを低減する目的が大きい。
そんなわけで、事務コストのさらなる削減に向け、これからもあの手この手で取り組まねば行けないと思う今日この頃です。