情報科の教員免許は役に立つのか?

先日の、事件をきっかけにとは言わないが

教員免許の事が気になっていろいろ調べてみると「情報科」の教員免許はほとんど役に立たない事がわかってきた。


私自身の頃は、まだ数学・工業といった科目しか免許状が無く、私が現有する資格は工業科の免許のみである。


大学を卒業して教員免許を取得したことは、数少ない資格のなかで唯一役立つ事であるが、逆に言い換えれば、高校で教鞭を執りたいと言う思いが未だにあるのだろうと思う。


私にとってみれば、情報系の教員免許ができる噂を聞いていたので、うらやましく思ったが、実際の教育現場では「情報科の免許状」と言うのは、何の役にも立たないと言う。


元々が、理工系の免許状を持っている教諭を中心に、免許の付帯資格として「情報科」を新設したいきさつもあり、新卒者が情報のみの免許を持っている事については、あまりにも狭き門という。


様々な事例を読む限り、情報科+工業科ないし、理科・数学といった免許を持っていなければ、教職員として採用するのは困難と言う。


ただ、一方で「高い専門性」が求められる情報教育において、先般の様な事件が起きている以上、情報教育専門の教員の配置は今後重要になると思う。

私自身は、情報科ではなく、工業科の免許を持ち合わせているので、情報科への免許を取得することは比較的容易と思う。ただ、現職の教員でないため、その重要性は全くない。


ITと言う言葉で並べられる事も大事である一方、情報科の位置づけは常に「高い専門性」を要求される高度な教育現場である事は忘れては行けない事と思っている。


免許を取得する事は、ここ10年みても、相当難しくなっており、免許取得も狭き門となっている。

教員志望者も相応いるため、さらに狭き門ではないだろうか。


今後は、IT専門として、情報科の教員拡充を広く推進し、生きた情報社会への教育が求められると思う。

— posted by おおくす@ai2station at 11:04 pm   pingTrackBack [0]

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