私の会社から見てこの会社がよいという事はいえない。
今日、取引先でシーズンに入ったこともあり、物流に関する相談を受けた。
相談内容は次のようなことだった・・・
10年以上、ヤマト運輸と契約している。別部門を立ち上げる事になり、追加契約をかけたところ
運賃見積は、なぜか定価のまま(集荷なので、持ち込み割引は無いため、店頭持ち込みより100円高くなっている)
その理由をただすと「実績がない」の一言。
元々の部門では、月に数百出しているにもかかわらずだ・・・。代引きの契約ですら再契約・再審査となった。
(支払先は同じ法人であるにも関わらず)
思い返せば、私が過去に定期契約を申し込んだときと同じような状況だった
見積書がほしいとヤマト運輸に電話をかけたら、ドライバーらしき人物から、面倒くさそうに「通常料金から一律200円引きくらいですかね」とつれない返事。(店頭持ち込みの100円割引を考慮しても、100円程度しか割り引かれてないのが現実である)
その横着ぶりが毎回のように目に付き、先方からの「特別な事情」がない限り絶対に使わないようにしている。
メール便は時々届かない
宅急便は平然と誤配をする(在宅しているのになぜか不在通知メールが届く)
翌朝届く物流が搭載漏れで平然と「積み忘れたので明日届けると」と言ったり
↑結局、新幹線で持ってきました。岡山だったので新幹線できたとか・・・。
配達センターが歩いて5分のところにもかかわらず、夜8時に平気で配達する
↑営業所はちなみに車で10分圏内
詳しい事を尋ねても「私じゃわからないのでまた連絡します」といってそれっきり音沙汰なし
その上で名刺をくださいといっても「不在伝票を渡す社員」
不在伝票をもらっても「荷物の伝票番号」が書いてないので、メールで届く不在通知でその事実を知ったり
(クロネコメンバーズに登録している電話番号と配達時の電話番号はそろえているので確実に届く)
コールセンターでB2の事を尋ねても、「B2?なんですか?それ」と言われる。
営業所の支店長は「制服である帽子をかぶらず」、「名刺も持たず」、「あけてください」といってヤマトと名乗らない・・・。
など、そのていたらくぶりを見ると、とても頼む気持ちになれず、私のところだけと思いきや、取引先がなぜ「ヤマト運輸を使うか?」という理由は「正確に配達してくれるイメージ」があったからで、運賃などの事については「仕方ない」とあきらめていたという。
実際に、この取引先は「佐川急便」とも契約しており、運賃などはどちらが安いか?とただすと、即座に「佐川急便」と答えた。
ではなぜ使わなかったのか?と尋ねると「ヤマト運輸よりサービス精度が低いと思うから」という不安だからという。
しかし、日頃からのていたらくぶりを見ているヤマトを使っている事について、私は「何か義理立てでもあるのですか?」と尋ねると、「それはない。単純に安心があるから」という事だったが、担当者の信用が無い事で、契約をうち切る事を決めた。
佐川急便の担当者はどうか?という事については、「元気があって非常によい」と言う事もあり、「サービスがもっとあがればいいんだけどね」の不安があったが私は「問題があれば、きちんと申し出るべきだと、状況によっては弁償させればよい」と言いました。
実際、私も佐川急便で送った荷物が・・・破損したことは確かにありました。
もちろん「弁償」はさせましたが。
どんなに会社のサービスがしっかりしていても、そこで働く「人間性」が悪ければ、次は無いんです。
誤解無きよう、佐川が優れて、ヤマトがダメとは言いません。
ヤマトにも優秀な社員はもちろんいます。佐川にもダメな社員もいるのも当然なのです。
ヤマトは「自社のサービスがナンバー1」と思っている、傲慢さがでたようにすら思います。
だから、私のところにきた、支店長は制服や帽子もかぶらず、名刺も持たなくてもヤマトという名前も名乗らなくても、よいのでしょう。
近頃、ヤマトに肥満ドライバーが目立つのはそういった事があるからだと思う今日この頃。
今回の事は、決して運送会社だけでなく、自分たちにも同じ事が無いか改めて考えさせられました。