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前回の記事でも掲載したように「佐川急便 ひいき」をしているわけじゃないのです。
過去の応対や事故率を計算しても、圧倒的に「ヤマト運輸」が悪いと言うだけです。
もちろんそれは、取引においても、日頃の素行を見ても同じ事です。
今日は偶然にも佐川とヤマトが同じメーカから届く日でした。
客注品として取り寄せた佐川の代引きと、リコール交換として準備していたヤマトの分
うちの会社には、午前9時頃にヤマト、午前11時〜1時の間に佐川というサイクルができており
ヤマトが届いて荷物を確認した後、佐川で送る予定でした。
しかし、昼過ぎになっても、ヤマトから荷物が届かない
おかしい・・・・
そろそろ届くはずだが
メーカがオンライン伝票システムで起票している関係上、コチラにも自動的に伝票番号が通知されており、その状況を追ってみると
「ただいま調査中?」
へっ?まさに嫌な予感。
荷物が「熊本」にあるという。
確かに、着店コードというのは、長崎が93−**と言う割当に対し、熊本が94−**となり、確かに近隣地区といえばそれまである。自治体コードでも、長崎が42、熊本が43なのでこのあたりの事情はよくわかる事でしょうか。
前回、延着事故を起こして「きつく申し入れ」をしたばかりにもかかわらずであるから当然見過ごすわけにも行かず、連絡をするように申し入れたが一向に返事もなく、発送完了した事の報告すらないのです。
実際にあの延着事故以来、目立った物流は無くそれまでが「佐川かそのた運送会社だった」事もあり、前回の事故以来のヤマト便だけに、今回の延着事故は本来起きてほしいことでは無かったようにすら思うのです。
これほど、立て続けに起きるヤマトの惨劇は誰が悪いとかの前に、「ばれなきゃ何でもあり」だったのでしょうか。
お客様の利便性向上の為、メール会員制度を始めたヤマト運輸。
しかし、今回はこのメール会員制度によって発覚した事例とも言えます。
オンライン伝票作成システム(通称B2)を使い、受取人が登録している電話番号と合致した場合、同一人物と見なす仕組み上、自動的にメールが発信される仕組みになっています。
システムメール配信の流れ
「発送者」(データ投入)→「ヤマト運輸システム」(メール配信)→「受取人」
で自動的に流れる仕組みとなっており、事前に配達状況を把握できるシステムだけに、便利に見えてごまかしが利かないシステムかもしれません。
今回はこういう事で事前にメールが届き
伝票番号を事前に知ることができなければ今回のように延着したとしても、夕方届けば発送もとが関東ではなく、関西方面だったりと深くは調べる事は無かったでしょう。(むしろ調べる理由はどこにもありませんが)
むしろ便利すぎるサービス故に自らの首を絞める事になった事例として取り上げるべきでしょうか。
佐川急便も当然ながら同様なサービスはあるものの、ヤマト運輸ほどの精度は持ち合わせず、その後の受領印サービスなどについては他社にないサービスとして確立しているのです。
(受け取りの状況がはっきりしない場合は、受領印のコピーを取り寄せる事が可能)
このとき、誰が受領したのか名前は誰のサインがしてあるのかを見るだけでわかる事はある意味怖い事かもしれません。
ヤマト運輸のサービスレベルが決して低いとは言いません。
しかし、規模も人材も佐川急便の2倍から3倍いるのになぜヤマト運輸はここまで事故が起きるのか私には理解できません。
これだけの状況を見た場合、私はヤマト運輸を他の顧客へ勧める事はとうていできません。
運賃も同じ、規模も全国展開、スピードもほぼ同等だとすれば私は迷わず佐川急便に荷物を預けます。
ただ誤解無きよう、業界全体をみても「延着」も「誤配」も割合からすれば5%も発生していません。
多少配達が遅い事は会社の規模によってありますが、延着・誤配は会社の経営に影響する事案だけに事故率0を目指して動いているはずです。
私の所に限ってここまで起きてしまえば、もう目も当てられません。
ヤマト運輸には、もう少し気を引き締めて取り組んでいただきたい物です。