日々の出来事を考えたら、利用明細のことを尋ねることはいたって少ない
私の会社についても、以前はパソコンサポートにおいても、領収証を渡すことがほとんどだった。
もっとも、個人宅の場合は領収証はいらないといわれることは少なくない。
会社に関しては領収証ありきの話であるので、従来から渡していたのだが
近年は、ITサポート業務に関しては、必ず利用明細を渡すようにしている。
これはいくつかの理由があり、領収証を渡すことはなくとも、どのようなことを行ったかの所在を明らかにすること
もう一つの理由は、私自身が何を過去に実施したのかの記録にもなっており、この点を重視してみれば、顧客のためであるというよりも、自社の記録のためという性質が大きいと思う。
先日、自動車のレッカーサービスを利用したとき、利用証明のサインをするのだが、その控えをほしいと申し出たが、「とくに渡すものはありません。」とつれない返事。
実際、6年間のうち毎年数回は利用しているが、そのほとんどが無料サービスの一環で実施されていることもあり、利用明細などといった書面をもらう必要があるかどうかは分からない。
毎回、サインをするとき利用明細はもらえないか?尋ねてももらえないという返事なので、そういうものなのか。
とおもうのである。
しかし、利用明細には「万一、費用が発生した時は支払いをすることに同意します」という項目に自署することになっており、この点も正直不安であるのだ。
請求が万一きてもその支払いに応じますというのは、わかるのだが
いざ請求書が届いてみるとその内訳のずさんさにあきれてものが言えない。
私も距離感というのは分からないが、ところどころに立ててある看板の距離をもとに考えたとき、どう考えてもその距離には違和感を感じた。
サービス会社は、私が「わからないだろう」と思ったのだろう。
後日のトラブルをなくすために明細を渡すのではない
明細を渡すことにより、何を行ったかを記録するためであるのだ
今回の問題は、顧客(つまり私)が、預かりしらないところで適当に記入された結果だろうか。
今後はこういったサービスを受ける際は、サインをする前にきちんと記入しなければいけない
当たり前のことかもしれないが、顧客のためと思うならほかに方法はなかったのか
そう言いたいのである。
改めて考えさせられました。