パソコン屋が仕事を獲得する仕組みは、一つ一つの案件をしっかりこなす事にあり
いきなり行って仕事がとれる事などは皆無に等しい。
そんな煮え湯どころか人間性を疑う話題が事欠かない。
私の会社においてパソコンを導入するかどうかの相談が数件入った
どちらも取引先には変わりない。
現実問題、私の会社がパソコンを受注したところで粗利は雀の涙ほどしか無く
諸経費をさっ引けば0かマイナスになってしまう。
そのため、パソコンサポートといった付帯業務を受けてやっと採算を合わせている。
日々のやりとりで行う会話そのものは、すべてが受注につなげる為の営業そのものであり
売り上げよりも、結果という件数を獲得する事に重点を置いている。
過去にとある会社が、私から話を聞くだけ聞いて他社に発注をする非常識な社長がいたが、
結果、会社は倒産し、銀行管理下になった所が現にある。
確かに、有益な情報を得るためにお金を出して尋ねる人がいる一方で、飯をごちそうするから聞かせろというのは何とも不愉快極まりない。
私も、いずれは仕事が貰えると言う浅はかな考えがそこにあった事がそもそもの間違いだったのかもしれない。そういう関係者とは縁を切り、現在に至る。
一昔前は、金持ちに群がると言う話だったが、最近は知識・情報に群がると言う事を知った。
どちらも決して良いことではないが、人を見る目を養わなければいけないと痛感した。
もっとも、私が持ち合わせている情報など「たいしたこと無い」と思っていた。
このブログでそういう内容を平然と書いていたが、ふたを開けてみれば私の思い違いだったことに気づかされた。
情報が洗練されていく過程は、どういった話題に顧客が感心を持つか、さらにはどういう情報が必要とされるかを見極める事が大事と知った。
そんなわけで日々研究である。