今日は珍しく、朝からシステム開発に没頭していました。
初秋頃から構想だけ温めていた案をようやく組み上げベータ版ならぬ、アルファ版(サービス検証用)を作り上げました。
元々、これを作る事になった理由は単純な事でした。
とある運送会社で中継料金がかかる事に不信感があった私は
「全国の中継料金がかかる地域を教えてくれ」と尋ねる。
最初は「準備が無い」などと言い、提出を拒んだが、別の担当者より「ありますから渡します」という事で届いたのがA3の打ち出しで約数百枚・・・・。
どう考えても「嫌がらせ」である。
その上で「とりあえず渡しておけば良い」感覚ですから
肝心な情報が欠落していたりその出力が曖昧だったりする訳ですから分かるはずがありません。
それから何度と無くやりとりを続け、最後に「社内用ですが、これが使えそうなら」と言う事で届いたのが約50Mバイト以上に上るデータベースの原本。
それと併せてエクセルの仕様書フォーマットも一緒に付記されており解析が始まる
私にとって、解析は、高校時代までにさかのぼり
当時ポケコンでパズルゲームが流行った際、データフォーマットを作り替える仕様書を作った事が久しい。ぼくに取ってみれば、ゲームで遊ぶよりもプログラムの解析が楽しくて本題のゲームで遊んだ記憶はほとんど無い。
(当時から自宅にパソコンを持っていたのは40人いるクラスの中で数人しかいなかった)
そんな訳で、プログラム三昧だった10代から20代前半ですが、しかしながら本格的なプログラム開発をはじめる様になったのもここ2〜3年である。
私の開発工程はいわゆる「プロトタイピングW」と呼ばれる手法で試作品を作りながら完成品につなげるいわゆる、実験型開発手法と言える。
もちろんこの方法の善し悪しはあるだろうが、設計・開発・運用を一人で行う。
開発する中では「仮説」という「完成イメージ」を持ちながら、その結果にたどり着くまで何度も作り込む手法は根気のいる作業だが、近年はクライアント(顧客)と一緒に取り組む事が増えた事もあり、幾分か軽減された。
作り出せば2〜3日で完成させる事も多く、没頭して行う故か、気づけば朝になっていたことも少なくない。
モチベーションを保つ事は決して楽で無いとしてもその発想は続けていきたい事だろうか。
創意工夫という言葉は「無い物は作れ」、「あるモノは活用せよ」の発想は10代の自分ががむしゃらにやった結果だろうか。
発想はいきなり湧いてくると言うが、実際は湧いているのかどうかすら気づいてない自分がいる。
創意工夫にしても発想の原点は「とにかく楽をしよう」と言う事につきる。
いわゆる「左団扇作戦」である。
左団扇にするためにはやはり「仕掛け」が必要であり、その仕組みをしっかりつかむ事が今後のカギになるだろうか。