今年はパソコンの入替が非常に多く、前年同月と比べ数倍になった。
元々、パソコン販売が少ない私の会社ですらこの現状である為、国内販売台数が700万台という話も頷ける。
もっとも、パソコンの普及率が5000万台を越えている昨今、700万台という数字は約1割のユーザーは今年買い換えていると言う計算になり、私の会社もそのうちの数台は買換に貢献しているのだが。
パソコンの買換が進んだ理由の一つに、本体価格の下落があげられる。
とにかく安くなった印象を受ける。
10年前がデスクトップパソコン15万、ノートパソコン20万が一つの目安だったが、現在は10万円以内ですべてそろうと言うのが、世間の常識だ。
特に、パソコンを新規に購入するユーザーではなく、買換の為に購入するいわゆる「買換組」が半数を占め、それに伴うコストが載る計算である。
パソコン販売店が軒並み閉鎖に追い込まれる一方で、パソコンメーカの熾烈な争いはまだまだ続く。
そう考えると「本当に不景気なのか?」と思う
いや、ひょっとしたら思いこみかもしれない。
そう思わせてしまう今日この頃である