近所では、電話帳の配布が進んでいるのに一向に届かないうちの事務所。
昨日、いつもの宅配会社から届いた。
これまでは○通が配達していたのですが、どうやらそっぽを向かれ会社を代えられた模様。
明日は我が身と思った瞬間である。
さて、そんな中届いた電話帳が宅配便で取り寄せる理由は
「県内の掲載状況のリサーチ」をかねて県内版のタウンページはすべて準備しています。
それをみて考えるのは「広告の打ち出し方」がどのようになっているかをみる指針にしています。
特に電話帳スパムが増えて掲載に嫌気がさしていた私にとって今回の改訂はNTT側における苦肉の策ともいえそうです。
長崎地区版の掲載料の目安はおおよそ知っているのでそれを見比べながら調べてみれば、毎月数万〜10万円以上広告費をかけている同業者が多い事に気づく。
ITサポート業者にとって、電話帳掲載はいわゆる生命線でその効果は非常に大きい。
ここ数年で検証した電話帳掲載のポイントをまとめると次のようになる
1)電話広告は「あるに越したことは無い」→「名前だけでも良い」
2)電話番号は「有料・無料にはこだわっていない」→「無料だからかけるとか限らない」
3)広告掲載名は「仕事のイメージがつく方が問い合わせ率が高い」→「会社名よりサービス名で」
4)広域掲載は特殊なサービスでない限り不要→「有料広告を打つ事が効果的と推測される」
5)広告掲載すると営業電話が増える→「載せない方がよいのでは?」
笑えるはずがないこのような電話帳掲載のポイントですが
年々、掲載数が減少している事もあり薄くなっています。
ご存じないと思いますが、発行部数はとにかく右肩下がりです。
電話帳そのものの発行部数が下がり、NTT以外の電話会社にすると電話帳配布が無く、ますます利用の機会が減少しています。
今後の事を考えれば、電話帳に頼らない営業方法を考えるべきですが、現実はパソコン壊れてどうやって調べるか?といえば、やはり「電話帳」になると私は思います。
他県の情報が必要なときはインターネット上で検索ができるからこの点は大きく事情が異なります
「電話帳を見る=近場を探す」
という位置づけになるのかも知れません。