九州がんセンター:看護師 ブログに「注射をわざと失敗」 国立病院機構九州がんセンター(福岡市南区)の20歳代前半の女性看護師が、 自身のブログに「患者への注射をわざと失敗した」など患者への加害をほのめかす 内容を書き込んでいたことが分かった。看護師は「虚偽の内容を書き込んだ」 と話しているが、同センターはこの看護師の処分を検討している。 同センターによると、この看護師は今年9月からブログを始め、10月下旬に 「今日は大嫌いな患者のお部屋担当でした」「腹たってからわざとバシバシ何回も 殴って血管じゃないところに(点滴を)ぶっさして失敗した」「死んでほしい」などと書き込んだ。 11月18日に、ブログを見た人からの問い合わせで発覚、本人が認めたため、 同21日から看護業務から外した。 被害は確認されておらず、看護師は「ストレスを抱えてうそを書いた。お騒がせして申し訳ない」 と話しているという。【斎藤良太 2011/12/05毎日新聞より引用
実際のところ、こういった事は氷山の一角に過ぎず、ブログに書いた記事が正しいかどうかを判断する事は当然であるものの、もしそれが事実であればゆゆしき問題であるし、逆に虚偽の事であっても、勤務先の品位を下げる結果になる。
つまりどちらであっても「ダメ」である。
もし、これが自分の会社(この場合であれば病院)のブログで自分の名前を挙げて本当に書く事ができただろうか?
書いた本人はばれないだろう。と言う安易な気持ちがあったに違いない。
仮にそういうことが無くても、あり得る事を書く事は言語道断だろうと・・・・。
そんな堅苦しい事はさておき、掲載記事に良い事であろうと、悪い事であろうと掲載する以上は「自己責任」だと思う。
これは、先般の長崎県警でのやりとりでもあった事だが、どうせやるなら「自分は**にいる○×だ。」という事を表に出してからするべきだと言いたい。
それができなければ最初からしてはいけない。
孫正義W氏のツイッターで「日本のツイッター利用者は、匿名がほとんどである」 と言う事を書いていました。
一方自分のフォロワーを見ると仕事上の事のことも影響してか、かなりの数は実名に思えます。
「インターネットは社会の公器である」事は一昔前から叫ばれていただけになおさらです。
ブログを書くと言う事は同時に「責任」も一緒にあると言う事を痛感させられた記事でした。