プリンタが故障する話は機械である故、当然のことです。
しかしその一方で、その問題を調べるのは我々専門家の仕事かもしれません。
今日の依頼者は、昨夏パソコン入れ替えの際、導入した顧客で年間の事故発生率はあまりありません。
しかし、昨日電話が入り現場を確認したところ、プリンタのエラー信号が消えず、復帰しませんでした。
原因をいろいろ調べてみたところ、「裏紙(いわゆる印刷済みの用紙)」を使っていた事がわかりました。
裏紙を使うと言う事は世間一般で散見しますが、私の会社では裏紙を使うのは御法度で「印刷する用紙はけちらずバンバン使え。」と言ってます。(もっとも、経費面から行けば私の会社が無駄には思えるんですが)
関連記事→http://www.j-cast.com/2008/06/15021646.html?p=all
印刷の用途に合わせ「コピー紙(通常セット分)」に加え、複写防止用紙(専用タイプ)、私製はがき、封筒(各種)は、常に切らさないように少量をストックしています。
私の会社における発注基準は100枚単位で、残り10枚を切ったら発注する補充発注方式です。
事務用品は私の会社の開業時からアスクルを利用しており、当時は2500円以上が1単位だったのが、今は1000円1単位である為、発注タイミングがかなり細かくなってきました。
用紙も500枚10セットで注文していたのが、500枚3セットまで減りました。
注文状況からみて、本来は大量発注が安くなりますが用紙の在庫コストを考えていけば、必要になった都度取り寄せてもさほど支障は無く、1冊あたり30円程度割高としても、経営的に見れば十分かもしれません。
さて話を戻しましょう。
プリンタは耐久性などを鑑みてもかんたんに壊れるはずがありません。
むしろ壊れる原因は操作上・管理上の問題が大きく、納入する際には必ず「裏紙は使わない様に」と口酸っぱくしてお願いをしています。プリンタに限らず、すべての機械には「故障の前兆」がありその状況を見極める事で長く使えるかどうか決まります。
長く快適に使う秘訣は「定期的なメンテナンス」が欠かせません。
ちょっとでも「おやっ?」と思ったときは相談して対応してもらう事が大切だと思います。
改めて機械操作の難しさを垣間見ました。