経費を減らす工夫と考え方

経費を減らすと言う考え方は、広義でいえば、国の財政から狭義で言えば家の家計に至るまで経費を減らすと言うテーマはどの世界を見ても同じ事かもしれません。


経費を減らす工夫の一つに「買いすぎない」と言う考え方があります。

これは「在庫を多く抱えない」事


よく「1個100円だけど、3個で198円」がお得なのでつい3個を買うと言う話はよくあります。

しかし、1個をどのくらいのサイクルで使用するかで大きく変わってきます。

トイレットペーパーの様に「需要予測」が立てば1個買うより3つ買う方がずっと良い訳ですが、1ヶ月に500枚も使い切れないコピー用紙なら3つ買うのは無駄と言わざる得ません。


どうせ使うからあっても損はない考え方はあります。


しかし、紙も「鮮度」がありますので、あまり長期間使わずにおく事はおすすめできません。
その理由として「紙が腐食したり、カビが発生(極端な例ですが)」といった品質面が損ねる事も考えなければいけません。


さらに、使用しない分「場所」もとってしまう欠点があります。(倉庫保管料の考え方)


これは事務用品で例えましたが、実際は「食料品」の様に保存があまり利かない場合は、食べきれない量を購入すると最後は処分しなければならず、結果的に割高になる事になります。(これを処分率と言います)


経費を減らす考え方は、1個で100円、3個なら198円としても、品質が保持できる期間中に消費できる数を入手すべきであり、
過剰に仕入れてしまう事は、購入面において「不利」となり、資金繰りも悪くなります。

つまり、割高でも「必要以上」の調達はしない。

これが鉄則です。

さらに、経費を減らす工夫として

「固定経費を見直す」事


これが難しい事ですが、今日から実践できます。

1円でも減らしたいと思うなら、たとえば「携帯電話のオプション」に無駄が無いかしっかりチェックします。
300円のオプションでも年間で3600円、約1ヶ月の基本料に匹敵します。

携帯電話でメールをしなければ、パケット契約は解除しましょう。

これだけで300円減ります。

保険などのオプションも機種変更など必要以上の特典が見込めない場合は即刻解除です。

そうやって行くだけでも毎月5000円以上の経費を減らす事ができます。


ただ、その一方で「切り詰める」だけでは息苦しくなる物です。


私の会社では、コピー用紙の裏紙使用は禁止しており、間違いプリントは個人情報がある場合を除き、プリントトレイにためて、裏紙をメモ用紙に再利用しています。

コピー紙に関して見れば、けちけち使うより「バンバンつかえ」と言う考え方で、そこには一切の遠慮はありません。

そうすることで緊縮という切り詰めた事でなく、「自由に使える」気楽さがあるのです。


勿論、必要以上の印刷はしない心がけはしなければいけませんが、当面は気にしなくて良いでしょう。



経費削減のポイントは

*まとめ買いは極力「避ける」(割高でも少しずつ購入する方が良い)
*固定経費は細かく「チェック」し、適宜見直す
*使う物には「使う」、ただし極力「無駄遣い」はしない。


といった事に注意するだけで十分よいと思います。

やはり、何でも「節約」では、モチベーションは上がりません。
使うところには「使う」勇気も必要です


要は「経費と投資」はメリハリだと思います。

— posted by admin at 12:35 am   pingTrackBack [0]

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