ITサポートとその実情

一番、力を入れたい(?)と勝手に思い込んでいる、パソコンサポートも気づけば飛び込みの依頼は、同業者の再委託が中心になっている印象があります。
再委託ほど、ろくな仕事はないと思いますが、そういった仕事にも声が掛からないのはある意味寂しい事かもしれません。


私の会社の規模から行けば、再委託をうけるのも収益性から行けばあまりよろしく無い為、多くは受託できない実情があります。


受託要件は主に次の点を踏まえ、引き受ける様にしています


*支払サイトの件
*業務規模
*業務難易度


が基準になると思いますが、難しい仕事を受託しないより、可能な限り受託したい。希望はあります。
(ただ、それ相応の報酬が前提ですが)


パソコンサポートをメインにしていない私の会社からすれば、過剰な受注は却って赤字を被る結果となる故、
慎重に判断している段階です。

特に、私のところへ来る案件の大多数が「即日即応」に近い、「明日・明後日」といった緊急の事案が多く、その理由を尋ねると「本来訪問する予定の業者がいたが、いけなくなったので引き受けてもらえないか」という内容。
それを考えれば、当然ではありますが、引き受けるかどうかは慎重にならざる得ない。

当然のことです。


自社の顧客に関しても、ITサポートに関しては「再訪問特約」を付与した上で、料金を徴収しています。
つまり、「無形サービス」故、どうしても「トラブル」が再度発生してしまう可能性は十分あり、その対応に万全を期する為、訪問後1ヶ月間を限度に、再訪問を約束するサービスです。


件数の割合から行けば年間に5%も行使されない為、成績は優秀ですが、案件によっては基本サポート料のみで、長時間の作業に及ぶ事も多く、作業内容と単価を合わせる事の難しさを痛感させられる瞬間です。

これまでは、特段発行して無かった、作業明細を5年ほど前から作成し、現在の書式に切り替えてから早3年が経過します。

伝票作成の書式等は、これまで委託契約や他の会社が控えとして残す伝票を元に自社に適応した内容にしています。
現在は2連単票を使っていますが、今後は3連複写にする等の計画をたててさらに利便性をあげる計画です。
可能かどうかを現在検討しているのが、クラウドで伝票を作成して、プリントアウトするサービス。
どのようなプリンタが適合するかを検討する余地はありますが、折角ペイパルとソフトバンクの協業事業が始まるのを考えると、カード決済も考えてよさそうにすら思えてなりません。

ITサポート事業は、既に「大企業からのアウトソーシング」を受託し、それを再々委託という業態が進んでいます。

元請けから2万円で受託しても、末端の作業員には2000円(交通費・諸経費込み)という劣悪な環境があり、とてもできるはずがありません。
具体的な企業名は避けますが、これらは氷山の一角と思いますし、こういった事案は今後も増えると予想されます。


作業員のスキルを計る基準はないのも事実問題と思うばかりです。


自分のできる能力を過信せず、これからもより良いサービスを提供できるよう十分研究を続けて行く次第です。

— posted by admin at 03:49 pm   pingTrackBack [0]

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