所用をすませてから現地に向かってみる私。
(本当は入室も可能だったが、ちんぷんかんぷんなので、外で様子をうかがう事に)
テレビのクルーはK●Nの取材班が1時間近く張り込んでいたようですが、進展が無く、タクシーで帰る。
外からの様子を見る限りだと、数人の買い付け会社と思われる人物が動き回っていたのは見かけたものの、管財人などの姿を見ることは無かった。
それほど、関心が薄れてしまった話題に思えてしまう今日ですが、外観を見ると一つ気になったものが
この銅板は、都市景観賞で長崎市が平成5年(1993年)に寄贈したものと思われます。
築年数は、この寄贈年から逆算すると今年で16年目に当たると思われます。
本社物件を購入したのが平成18年(2006年)という事を考えれば、13年落ちの物件と言うことになれば、内装の劣化などは、十分頷けるものがあります。
しかしながら、周辺外観が思ったより「損傷していない」事が気になったのは、確かで、改装を行ったのかそれとも、経年劣化が進んでいなかったのかは、専門家でありませんので分かりません。
そう考えれば、長崎市はこの建物がどういういきさつで建てられたか、コストはどの程度だったかは「認識」していたのでは無いか?と思いました。
もうここには足を踏み入れる事はないだろうと思った私ですが、このような事で行ってみてあたらめて「一体、何にお金が無くなったんだろう」と思わざる得ません。
今回の件に関連して、「自己破産」する際に、弁護士や管財人の報酬ってどこからでるんだろう?と思ったところ
「弁護士」と「管財人」の報酬を先に確保してから、「自己破産」の手続きを進めると言う
この事を「予納」と言うとのこと。
報酬等は、規模によりけりとしながらも数百万円は動いているのでは無いかと思われます。
(つまり、自己破産する費用を加えた額が、最終的な負債総額と言うこととでしょうか)
そう考えた際に、世の中うまくできていると思う反面、正直者が馬鹿を見る社会にはなってほしくありません。2億円の出資金も県民一人あたりにするとわずか130円ですが、社会的影響を考えると色々ありそうな状況です。
次回債権者集会の時は、資産売却が進んだ上での話とはいえ、うやむやにせずもっとガラス張りの事で進めてほしいと思うのが、債権者の一人として痛感する思いです。