行きつけのゲーセンが潰れていた

最近、忙しくてなかなかゲーセン通い?も出来ずにいた私ですが


久々所用の帰り、コインパーキングに車を止めていそいそと向かう私


お気に入りのゲームといえば、ストリートファイター3かDDRがいつもの日課でしたが


電気がついていない事が気になり、急いで店頭に向かう


・・・・すると



「5月17日で閉店」


の張り紙が1枚ぽつり



この場所は、私が高校時代から営業していたお店で、年数から見て

15年以上はこの場所で営業していたと思います。


以前は1階と2階がゲームセンターでしたが、その後1階だけになり、ゲームコーナーが半減して、スロットコーナーが増設されたりと、変遷が多い場所でした


また、長崎市内では唯一、ビートマニアシリーズの筐体をほぼすべてそろえていたお店で

場所も良いし、大丈夫だろう・・・と勝手に思いこんでいました。


この10年の間に閉鎖・縮小した場所と言えば
(名称は割愛します)


新地のゲームセンター(2005年頃閉店)

思案橋のゲームセンター(2005年頃閉店・ホテル建設に伴う)

中通りのゲームセンター(2003年頃?閉店)

矢上のゲームセンター(火事により閉店・時期不明)

大橋のゲームセンター(ビル閉鎖・隣接店に縮小営業・2008年頃?)

長崎駅前のゲームセンター(2009年5月17日閉店)



もちろん、不況?が一因とは言いませんが

アーケードゲームにおけるマンネリ化?を感じたのは確かで、私自身、ここ数年近くはほとんど遊んでいなかった記憶があります。
(全然ではありませんが、一時期に比べ使うお金は年間2000円未満)



さらに、収益悪化が深刻化しているうえ、ハードの更新やサービスの拡充にこれまで以上にコストがかかったのは事実と言えます。


ゲームセンターに行く方はご存じと思いますが


最近は、ブロードバンドの常時接続が普及したことに伴い、ゲームセンターのほとんどが、インターネット対戦型に移行している事があります。


以前は、スコアデータの反映程度が、今では「リアルタイム対戦」が当たり前となり、インターネットランキングがパスワード型から、リアルタイム反映型に変わった事から、ゲームの不正率が減少したことも確かと思われます。


そうなってくれば、今までのような「レトロゲームメイン」では到底、集客は見込めず、新ゲームを導入しなければ、客足は遠のくし、導入するためには1台50万〜100万円のコストを掛けても、回収までに数ヶ月かかる事になれば、必然とその経営が悪化するのは自然の成り行きと言えます。


ユーザの嗜好が2000年頃と現在では、大きく遊び方が変わっているのではないでしょうか


携帯電話のi-modeが始まった頃は、まだ通信もダイアルアップがメインで、従量課金でしたから今のような派手さはありませんでした。


2001年頃から、漫画喫茶を発展させた、インターネットカフェがオープンし、長崎では「サイバック浜町店」が現在も、ネットカフェの中核店舗として現在も営業しており、単独のゲームセンターという形態は残念ながら「時代に取り残された施設」となってしまったのです。


ゲームセンターは、法律の規制が厳しく、深夜営業を行う事が出来ません。
(風俗営業法のゲームセンターの営業に関わる要件に基づく)

ただし、設置面積に占める割合が風俗営業法の規定する規模に満たない場合は、24時間営業する事も可能です。

サイバックで24時間営業が出来るのは、この法律の穴をついた所となります

また、DDRなどのゲームだけであれば、24時間営業を行う事が可能となっており、これも法律におけるゲーム機の対象から外れる事がその要因と言えます。


そんな事から、ゲームセンターが衰退する事は残念な極みですが

そうなると次はカラオケボックスもどうなるか不安が残ります

— posted by おおくす@ai2station at 11:06 pm   pingTrackBack [0]

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