先週、携帯サイト大手のGREE(グリー)が運営するサイトで
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/13/news109.html
5歳児が携帯で遊んでいたら情報料が5万も届いた保護者が携帯会社へ異議申し立てをしたと言い、その後消費者センターを通じて返還されたといいますが
これは、賛否が分かれる話題ですが、専門家としての見解は果たしてどうなのか?気になる所です。
私は、今回の件は一つに「保護者の監督責任」が一番大きいと見ています
理由は
「無料」サイトが何でも「無料」であるはずが無い
もう一つは
「有料」で利用するためには、「ネットワーク暗証番号」といった4桁の数字を入力するなどの情報やメールアドレスが必須となるため
この操作は少なくとも「保護者」がしているないし使用者(子ども)に使用させていた事は事実です。
報道では肝心な部分が抜けていたので、やや説得力に欠ける話ですが、消費者センターにしても、運営会社にしても「うるさい客にはこれ以上かまうな」という圧力がかかったように感じます。
実際、情報産業といった分野はいわゆる「サービス」をいかに満足してもらうかによって対価を得る商売です。
そのため、今回の場合は保護者にとってなんらペナルティが与えられてしかるべきと考えます。
未成年者の利用制限をかける事ももちろんですが、本質は保護者自身の「知識の無さ」が招いた結果であり、「完全無料」というのは、皆無に等しく
「有料」=「クレジットカード」または「携帯利用料」のいずれかで発生する場合は、注意が必要です。
一番、リアルに「有料」と感じるためには、Edyなどの様に、プリペイドで決済する事しかのこっておらず今回、このケースではこのパターンを取っていなかった事が一因では無いかと思われます。
気に入らないならいつでも返金してもらえる事はやはり問題と思いますし
いずれにしてもこういった事はあまり発生して欲しい事案でもありません。
くれぐれも「暗証番号」と「クレジットカード」は貸さない、教えない、使わせない
を徹底し、これらが必要なときは「有料」であること
使用者がだれであろうが、貸した人が責任、教えた人が責任というのは「契約上」にもあるのですが・・・なぜか疑問に残ります
今回の事件を受けて、グリーでは利用料金の制限を設けるなどの対策に乗り出したと言いますが、3万円とかと言わず、私は3000円の間違いではないかと感じます
3000円といえば、小中学生の一ヶ月の小遣いに相当するので、もっと見直しが必要になるかんじがします・・・
もっとも上限をつけるよりは、Edyなどのプリペイドをもっと普及させるべきだと
個人的には、VISAデビットカードを使って合理的な決済方法に変更すべきと感じますが、インフラ面諸々考えて無理はないはずですが・・・