ちまたの報道で、JPエクスプレスの新ブランド名が「ゆうパック」になるというが
結局の所、「無難」な形で落ち着いたのが正直な感想です
そうなったら、JPエクスプレスだけで独立か?と見ても、これも難しいと思う。
元々の日通時代からの悪弊がどれだけ浸透するか
さらに付け加えると、これまでの法人契約は軒並み他社に移っている事をあまり知らない
これまで、大手家電メーカーは軒並み「日通」だったが
・・・結局の所、ヤマト運輸と佐川急便にシフトしている動きがある
特に、今まで梱包は日通のパソコンポを使っていたNECは、佐川急便のリサイクルボックスで運送する事になった事をふまえ、大口顧客を手放すことになってしまった。
他社についても、同様の動きがあると推測され、ますます法人顧客の流出は続くだろうと見ている。
実際に、日通の代引きでは「クレジットカード決済」が出来ないなどといった、サービス面の遅れが目立ち、大手2社(ヤマト・佐川)のサービスの後塵を拝していた事は事実である。
もちろん、電子サービスについては、決して他社に劣らず健闘していたが、やはり後一歩の所で、こちらも失敗に終わった。
ゆうパックについては、元々の流れから「独自路線」であるため、一言に他の事業者との比較は出来ない。
それでも、競合各社に食い込むには、「パソコンポ」などといった、独自商品を他社にライセンス化するなど、物流面で元々の強みを持つ、日通の商品力と全国のネットワーク網を持つ、日本郵便がもっと頑張ることで、優位に立てそうだが・・・・
今のままだと「郵便局の付帯サービス」で終わりかねない。
今後の動きに注目したい