迷惑メールとして届かない問題について

先日、OCNが送信規制を実施してから、関係各所において様々なトラブルが起きており

その問題に頭を痛めている私です。


実際問題、迷惑メールがどうして発生するかその仕組みについて考えてみると

1:メール内容として「迷惑メール」に判定されるケース

2:サーバ会社が「迷惑メール」として判定されるケース

3:メールのドメインが「迷惑メール」として判定されるケース


と分類すれば、3つに分けられます。

1については、文面が「アダルト・詐欺・模造品・複製品」などといった犯罪に抵触するケース。
これは、言わずとしれた事件性があるメールを判定する事があります。
ただ、業務上、上記のような文面が入ってしまう事はあるため、どうしても判定内容から見て「白黒」をつけにくい部分があります。


2は、ドメインやメールの内容に関わらず「サーバ会社」全体が迷惑メールに認定されるケース。
これは、過去にhi-hoやntt系ISPで実際に発生しており、迷惑メールになっている原因が、プロバイダにあることをある上場企業の通販会社にこの事実を伝えたところ、翌月には問題のプロバイダは「解約」していました。

私にしてみれば「当然の結果」と思います。

私が連絡しても、横柄な態度をとったのを考えれば、顧客(本来の利用者)に対しても同じような態度をとったと考えるのが自然だからです。

何故キチンとした態度がとられなかったのか分かりませんが

致し方ありません。


サーバ会社が迷惑メールにノミネートされてしまえば、ユーザの送る文面がいかなる内容であれ「迷惑メール」に認定される仕組みです。
主として海外のverio系サーバー会社で多く、長崎市内でも一部のホスティング会社が利用しておりますが
私はどんなに安くても、メールが迷惑メールにはいる会社は使いたくありません。


3については、利用背景がすでに「迷惑メール」として認知度が高く、改善の余地が無いと判断されたケース。

特にヤフーメールと呼ばれる類の物は、@yahoo.co.jp と付いているだけで、問答無用に「迷惑メール認定」されてしまいます。

これは、使うなと言うよりは「無料で手軽」というのと「誰もが使っている」からと言う事でしょうか。


対外的(特に私たち)にヤフーメールでやりとりするのは、自殺行為に等しく

どんなに良い内容であっても、信用されません。


それほど、ヤフーメール(いわゆるフリーメール)は、犯罪行為に結びつく使い方をされているのが大きな原因とも言えます。


無料メール=利用情報の架空性があるため、決して信用される事がありません。


私がそういった事をふまえ、信頼出来るとすれば

月々の維持費は安くても「大手プロバイダ」のメールを使うべきです。
独自ドメインだから安心と言っても、上記のようにサーバー会社が迷惑メール認定であれば、自分が使うアドレスまで自動的に迷惑メールになるのです。

私がおすすめするのは、NECのビッグローブ(biglobe)でしょうか。

月々210円からの1時間コースであれば、メールはoutlook等のメールソフトに設定して利用可能です。

一方で、メールはネット限定でかまわないなら、無料のコンテンツコースがあります。

こちらであれば、メールはネット上での送受信に限られる代わりに、月々の維持費を無料に出来る方法です。
(いずれにしても、契約にはクレジットカードが必要)


ヤフーメールなどのフリーメールを使っているみなさん
 この機会にプロバイダのメールに移行してみませんか?

— posted by おおくす@ai2station at 11:13 pm   pingTrackBack [0]

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