私自身は、まわりが思っているより「勉強嫌い」で飽きっぽい方だ
最近は、色々な方々とお会いする事が増えた。
ある方と会話した中で「IT関係の仕事をしている人で公的資格を持っている人は皆無ですよ」という話。
私は、その話を聞いて何だががっかりした。
確かに、彼の言うとおりかもしれない。
IT関係の仕事で「資格」が必要になる事は確かにない。
しかし、「資格取得」すらしていないIT業者を誰が信用するだろうか?
30代になり、少しは仕事に余裕がでてきた。
だからといって仕事が多い訳ではなく、周りが見えてきた、自分の事が少しわかってきた
ということだ
私が現在、保有している資格は、情報処理技術者と高校教諭免許であるが、どちらも今の仕事には何にも役に立たない。
彼が私に言った事は、そう考えれば的確だったように思う。
私は、高校時代に読んだ一文にこんな下りがあった
「我々教員は、この勉強が将来役に立つかどうかはわからない。しかし、必要になってから勉強しては遅い事がある。だからそうならないように今のうちから勉強しておくしかない。」
って言う言葉は今でも生きている
確かに、教員免許の事を言えば、キリは無いが
教員免許さえ取得すれば、どこかの学校で働けると安易に考えていた
しかし、現実はそんなに甘く無かった。
IT関係の仕事は「パソコンが得意≠仕事ができる」ほど甘い世界ではない。
特に「資格を必要としない」業界である事=「実力主義」である事
私は、これからも多くの勉強を続けなければいけない
本当に大事な勉強は、パソコンの技術・ITサービスの知識も大事かもしれない
それ以上に「人」と「人」とのつきあい方をしっかり学ばなければいけない。
そう思った今日この頃である。