法人化について考える

先般、法人格が無いのに「会社」と名乗るのはおかしいと指摘を受け、早速修正をいたしました。

そこで、私がなぜ「法人化」を行ってないか、その理由を次の通り説明いたします。

異論・反論は甘んじてお受けいたしますので、コメント欄よりご意見をいただければ幸いです。

さて、私が法人化にしない理由は「いたずらに会社を大きくする理由」が無く、ましてや「借入金」を増やしてまで維持する理由もありません。

法人化にしない理由として
*法人化にしなければいけない仕事が無い事
*法人税を含め法人としてかかる諸費用が個人・個人事業主と比較しても5倍〜10倍かかる事
*法人じゃなければ出来ないサービスは一部あるが、絶対では無いこと
*これまでも法人化出来るだけの資金はあったが、すべて設備投資・自己研鑽の為に使っている。

私の取引先のほとんどは「法人格を持たない個人事業主」が8割を占めます。
法人格にしたお客様は新規事業に伴う借り入れのため、世代交代を行うために法人格を取得しており、実際は持ちたく無いがやむなくと言う方ばかりです。

私もその考えが有り、大きく売り上げを伸ばさなくとも、大きく利益を出したい事が現状です。

実際に3人で年商1億あげている会社を知ってますし、今は15人になってやっと2億ですからいかに少数精鋭が大事かと思います。
それに、一人から100万円の仕事を取るより、1000人から1000円の仕事を取るのが今の目標です。

私の所は「中小零細企業」の方へ気軽に利用して貰えるような事を目的としており、大企業・官公庁をターゲットには考えておりません。
もっとも、会社のスタイルをハイテクにしても、お客さんが「ローテク」である以上、我々も「ローテク」なサービスをしっかり構築しなければいけない。そ
う考えています。

株式会社であれば「事務員」がいて当然と思いますが、現実は看板だけ「法人」で実態は携帯電話1本という方も増えています。
それ故に「会社形態」が重要ではなく、お客様にどれだけ「安く」て「良いサービス」を提供出来るかにつきます。
誤解無きよう申し上げますが、私は「法人化にするメリットが無い」だけであり、必要があれば「法人化」にはいつでも行う準備はあります。
つまり、平成22年12月の段階で、その必要性は無く、株式会社という格式が無くても事業になんら支障がありません。しかも、私のコンセプトは「今の経
費を見直してより利益を上げましょう」です。

法人化した際に上乗せする事は到底理解の得られる所ではありません。
お客様にとって、不利益なことは我々にとってもメリットにはならない。
見た目にこだわっていては「何も出来ません。」

見た目重視では、顧客も寄りつきませんし、仕事にもつながりません。
むしろ「泥臭い所からやってきた」私は、今も多くのお客様にご愛顧いただいています。法人化したからといって、仕事は「増えません」し、借り入れ出来る
保証も「ありません。」

 法人化は、いずれ「必要」とされるときに行えば良いと考えているし

 法人化したからといって「仕事」が増えるわけでも、「知識」が深まるわけでもありません。
 結局は「**会社」の●×さんと言うだけですから。
 今も昔も「人」がいて仕事は成り立つと考えています。

 皆様のご意見をお寄せ下さい

— posted by admin at 10:00 am   pingTrackBack [0]

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