今日は、買掛金の支払いの為、銀行へ立ち寄り、通帳記帳が済んだ私。
そんなATMの順番待ちをしていたら「本日の目玉、タイムセール"ウインナー1本10円。お一人様20本まで"」というチラシを見た
晩ご飯の献立も考えてなかった私にとって「ラッキー?」と思いながら、精肉売り場に行ってみると
1本ずつ販売ではなく「20本入り200円」のシールが貼られている。
これを見て「だったら最初から200円って書けば良いじゃないか?」と思ってしまいがちです。
しかし、私のような単細胞は「1本10円・お一人様20本まで」というこの2つのフレーズで売り場まで向かったのが現実です。
つまり「本日の目玉商品、ウインナー一袋200円」ではなく、あえて「1本あたりの単価」と「販売制限数」を書いたのは、消費者の購買意欲を高める良い手法だったように思いました。
結果は「200円」には代わりませんが、もし、特売品「20本入りウインナー200円」だったら売り場まで行くことはありませんでした。
しかし、1本10円と20本までと言うポイントはわかりやすい数字が注目を引いたと思います
1袋=「数量が不明確」
200円が安いかどうか判断がつかない
1本10円、20本まで
10円という安さ、20本までと言う制限があるものの、金額的に「200円」と言う安価がある
これが30円であれば、計算が煩雑になりますし、思うようにいかないのでしょうか。
顧客心理を考えた行動科学はこれからのビジネスにおいて大変重要であるし、大切なことと改めて痛感しました。