レンタルサーバは「安い」ところと「高い」ところの違いがいまいちわからない
そんな声を時々いただきます。
私自身は自社サーバ構築から、ホスティング事業者へ移行して早10年が経過しますが
安いサーバー会社と高い?サーバー会社の比較を次のようにまとめてみましたので参考にしてください。
1安い会社の特徴
電話サポートは「なし」
支払い方法は年間一括が原則
設定・操作はすべてセルフサービス
サーバー収容のユーザーが多く、ダウンしやすい
収容数 100〜500件
2高い会社の特徴
電話サポートが0120で供給されている(事が多い)
支払い方法の選択肢が振込・引き落とし・カードと多岐にわたる。
設定操作は原則会社側で行ってくれるが、細部の操作は自分たちで可能
サーバー収容のユーザーはきわめて少ない
収容数 30〜50件
こういったところをみれば、当然利用数に応じた事ですから当たり前といえば、それまでですが
決定的な違いがあります
安い会社の場合は、ユーザー数が多く、様々な問題(事件)を起こしているケースが多い為、
サーバー自身が「ブラックリスト」に加えられている事が多く、ネットショップなどで利用しても
スパムメールとして処理されてしまう事があります。
高い会社の場合は、そういったリスクが0ではありませんが、専用サーバーなどのように利用者が
限られているケースだとそういった心配も無く安心して使う事が可能です。
こういった事情から、安い会社(共有サーバー)を利用する場合は、SSL(固定IP)の契約を別口で
取得し、利用を促す事でこういったリスクを軽減する事は可能です。
私自身も利用ニーズで選択し、サーバーの選択は
これまでは「安い」=「便利」と考えましたが
ある程度の「信頼性」を考える場合、安いサーバー会社は必然的に「除外」しなければいけない
そういった状況を迫られるようになった感じすら受けます。
即ち
高いサーバーには高いなりの「理由」があり
その理由が「合理的」で且つ、「予算の範囲内」であれば、可能な限り使用すべきだと考えます。
どこの会社がおすすめかは
「利用するユーザー次第」という事
選ぶときの基準に「サポート」は原則「無視」してかまいません。
それよりも「利用目的」に「EC」が含まれる場合は
安い会社は絶対に「ダメ」です。
予算が許す限り、専用サーバーを利用する事を強く推奨します。
この機会にもサーバー会社をしっかり吟味してほしいと思う今日この頃です