私もこういった仕事を10年も続けているとやはりノートパソコンは切っても切り離せないものです。
ちまたではMBA(MacBookAir)が人気で、いいぞ!という声を耳にする一方、実際に所有している方は
メインではなく「セカンドマシン」だと言う声もありネットブックよりは良いがメインマシンにはなり得ない現実がある様です。
そんな私は何を今まで選んできたか?
ここ10年を振り返ると
2001年 SHARP FJ-140M(12.1型ノートPC・CDドライブ着脱式)
2002年 SHARP MURAMASA(初代・12.1型・CDドライブ外付けタイプ→いわゆるMBA系)
2003年〜2005年 SHARP MURAMASA(CDドライブ内蔵型 12.1ワイドタイプ)
2005年〜2010年 NEC LavieN(CDドライブ内蔵型 12.1ワイドタイプ)
2010年〜現在 PANASONIC Let'sNote CF-S9(CDドライブ内蔵型 12.1ワイドタイプ)
ノートパソコン一つにとってみても、いわゆるモバイル系を中心に選択していますが、機種等からおわかりの様に比較的上位機が中心で、最初の数年間使ったシャープに至ってはとにかく・・・痛い目に遭いました。
私自身は、昔からシャープフリーク(Freak:きちがい)だった事もあり、大変お気に入りだったのですが、とにかく駄目っぷりを通り越して特にFJ-140Mは1年のうちかなりの回数修理に出して・・・最後は返品しました。
その次のMURAMASAも見た目はスタイリッシュだったのですがこちらも1週間でバックライトが切れるという惨劇に見舞われ、その後も数回同様な症状で修理に出したことからこりゃ駄目だと思ったわけです。
そして満を持して購入した3代目についてはやっとのアタリでしたがスペック不足が目立ち後継のMURAMASAを選ぶ予定が、デザインの悪さに加え、パソコン事業からの撤退が目立ちだした頃もありNECへ乗り換えた。
それからはノートパソコンを持ち歩く事が激減した事もあり、結局使う頻度は低く長らく使う事になった。
最近になってようやく使い出したのがPanasonicのLet'sノート。元々、某企業で使っていたりと魅力はあったが、一番のネックになっていたのが価格帯。
別にLet'sノートだけが、特別に高額だったというわけでなく、これまで選んだ機種の価格帯はどれも20万円台だった訳ですから当然のことです。
ただ、鑑みる部分として次の要因があります。
2011年現在、ノートパソコンは5万円台で購入ができる様になりました。
しかし、10年前のノートパソコンといえば、下限はだいたい15万円前後が標準でしたからこのあたりを考えると、当時の20万円のパソコンと現在の20万円のパソコンではどれだけの差があるかは想像がつくことかと思います。
つまり、当時の20万円は「標準的な機能」のパソコンだったのに対し、現在の20万円は「ハイスペッククラス」のパソコンであるのです。
円相場はここ数十年来変動はありませんので、とらえ方では現在の20万円は当時の50万円クラスのパソコンに匹敵する。と思います。
冒頭でも取り上げたMBAが約10万円〜15万円程度です。
それからしてレッツノートが20万円を超える訳ですからいかに高額かおわかりいただけると思います。
そういった経済的な事はさておき
レッツノートになってから良かった点があります
1「バッテリー駆動時間が長い事」
2「CDドライブが内蔵されているのでディスクの読み書きがその場でできる」
3「軽い(わずか1.2キロ)」
4「CPUのスペックがセントリーノ系を始めIntelPC。(現在使用中のPCはCorei5である)」
5「なんたってMade in Japan」
これらをすべて満たすパソコンは当時のMURAMASA以降遠ざかっていましたので移動が多いユーザーにとってこのポイントは大変ありがたいものです。
私が使っているパソコンにはWiMaxが使えるモジュール(部品)があるので契約さえすればすぐに使えるのですが、もっぱら事務所専用のため、有線LANでつないで使っているのが現状です。
軽いというのはとにかく精神的に助かります。
レッツノートユーザーが次買うならまたレッツノートと言う気持ちがちょっとだけわかりました。
ちょっと高額な買い物である分、すぐに手が届く機械ではありません。
ただ、ノートパソコンを次選ぶとしたらおすすめにしたい一台です。