新聞を購読する様になってから、毎日のようにお悔やみ欄を見るのが習慣です。
そういう話をするとどうしても「年寄りじみた事だ」と言う声もちらほら聞こえますが、出張前の朝から新聞をいつものように目を通すと、またしても喪主が知人の名前。
内容に確証が無かったので、昨年届いた年賀状と突き合わせてみると内容は正しかった。改めてお悔やみ申し上げる次第です。
当人の家族というのと同時に、遠方である理由からいつも弔電で失礼している私です。
弔電を打つのも最近は、インターネットが普及したおかげでスピーディにできる様になり、この点も良い時代になったとつくづく感じるところです。
私は、d-mail いわゆるインターネット電報を使います。
普段使う速達やその他諸々に比べ、割高ですが、原則その日のうちに届くと言う点では大変便利で日本全国津々浦々という言葉が当てはまるすばらしいサービスです。
郵便と違い、「文字情報」を配達する最寄りの拠点に配送する仕組みとなっており、日本郵便の「レタックス」と同じような性質と思って良いでしょう。
本来であれば、現地まで駆けつけお悔やみ申し上げるのが本流と思います。
しかし、時間的な事情もさることながら、私が行くことで逆に気を遣わせるのもまた忍びない。それでも自分なりの弔意を伝えたいと言う点では、電報は大変すぐれたサービスだと思うのです。
香典を現金書留で送ると言う手段も勿論あります。
それが果たして望ましいか?と言う面については私がここで答えを出せる余裕は残念ながらありません。
こんな時代だからこそ、「原始的」なサービスも大事だと思います。
電報を打つと言うのは、なんだか「古くさい」かもしれません。
古くから使われた電文といえば「チチキトク ハヤクカエレG ハハ」が多いと聞いてます。
今は漢字が使える様になったので、こういった電文で届く事はないと思われますが、何かの機会に電報を使う事があればインターネットから申込できるって言うことだけ頭の片隅に入れておいたら良いかもしれません。
電話料金と合算もできますが、すぐに利用という場合はクレジットカードも可能です。
「ウェブ電報D-MAIL 」