5月に入ってから、ぼちぼち忙しくなってきました。
連休前という事はなく単純に仕事の積み残しを片付けなくちゃいけない。と言う理由です。
私が、経費削減が趣味に思っている方も多いと思います。
経費削減を思い立ったのは、「切羽詰まった」ところに起因するほかありません。
かつてNTTをはじめとした電話料金だけで月10万近く支払っていた事があり、その反動で現在は必要最小限でどれだけ取り組めるかと言う動きに変わったに過ぎません。
毎週、不要品をゴミ袋に詰めて処分するのが習慣になっており、このところは相当数出ている一方で、連休明けには処分場へ持ち込むものすらある現状です。
経費の見直しという課題は、すべての経営者に共通して言える事ですが、私の場合は身の回りからとにかく削りました。
削った経費を平成16年度と比較すると実に半分以下になりました。
勿論業務内容の見直しを同時に行った為、一言に同じであるとは言いませんが、相応の効果はあるかなと個人的には思っているところです。
電話料金の経費見直しは実に大胆な事でした。
最盛期は6回線以上の契約をしており、支払だけでも5万円は軽く超えていました。
この時点で既に異常だったと思います。
携帯電話も当時の旧料金プランである故、今の様に廉価でない為こちらも3万円は支払っていたと思います。
固定費を切り詰め、事務所を移転したり、行動日を可能な限り減らしたり、高速道路は利用しない(一般道を原則利用)、県外へは原則公共交通機関で移動する等、自分なりにできるだけの事は取り組んでみた訳です。
実際問題、顧客数自体は新規・解約がある為、大きく変動はありませんが、客単価を引き上げる事で、顧客あたりの品質を上げる事で顧客満足度を向上させました。
こういった取り組みは、当然のごとく申し上げる事ではありませんが、経費を浪費し、経営が極限まで傾いたわけです。
(今も良い状態とは言いませんが・・)
経費の見直しよりも、売上を上げる事を考えるべきだという指摘は重々承知しています。
目下の課題としては「減らせる経費は最大限削るべき」であり、「必要な部分へ大きく投資」が大事ではないかと思うからです。
ISPの会費を見直しました。
削減額は、実に10000円以上でした。
これは、月単位で減らす事の意義があるので、なおさらです。
その一方で、新しいサービスの登録も行いました。
それらの経費をプラマイして約5000円程度の削減ですが、年間で60000円。
決して小さい額ではありません。
まだ見直せる部分は、正直山ほどあり、その部分に切り込むかどうかは正直迷っています。
経費を削る事は大切ですが、それによって効率や品質を下げる事は関心できません。
何事もほどほどというわけで、ただ多少「不便」さが残る程度が良いのかもしれません。