IT環境も年々利便性が向上しているのですが
共通しているのが、接続インタフェイスにLAN端子が標準搭載されるようになりました。
IT環境においてUSBを使うのは一昔前の常識だった事を考えると驚きです。
とは言え、点検やコンサルの一環で取引先を回りますが実際にUSBをメインに使っているところが圧倒的に多く、LANの機能や環境があっても利用していないのが現実です。
状況を良く良く尋ねてみると、「USBケーブルが付いているから」と言います。
これはもっともな意見で、LANを使っている環境は非常に少数だった点もうなずけます。
LAN端子といいつつもひとことに様々な種類がありますが、前提となるのがルータ機器がある事です。
このご時世において、インターネット環境が無いとは考えにくく、ルータ機器はもはやIT環境の基幹装置です。
このルータの普及がIT環境を劇的に改善させるきっかけになるのは
パソコンに必要以上の接続端子をつながない事は強いては「設備安定」のきっかけとなり、加えて複数台の環境になっても1対多といった事が可能です。
これはプリンタが主な目的ですが、ほかにもファクスやスキャナといった機器にも応用出来、ネットワークディスク(いわゆるNASG)が利便性向上につなげられます。
見た目がシンプルな環境ほど魅力的な事はありません。
配線が少ない事は安定動作には必須条件です。
USB配線が多いと感じるときは、LANへ移行できないか検討するのもこれからの最新トレンドになると思います。