マイナビからのFAXDM〜責任の所在が明らかじゃないFAXDM業者

さて、昼間一通のFAXが届く。
内容は、マイナビセミナーの記事だ。

201307031604570001



mynavi

URL http://book.mynavi.jp/wd/event/guideline_onf.htmlLink Link
Email seminar_pb@mynavi.jp

配信元の電話番号は以下の音声に基づく

(06−7730−8320からの着信でした。)

検索サイトでの結果はこちらLink


私は、かねてから営業電話とFAXDMを送った業者に関してはすべて洗いざらい調査して公表することを言明している。
これは、「営業電話」や「FAXDM」をする会社に対し、情報掲載拒否の権限は無いということ。

私はかねてから申し上げる点について、「DMやFAXを送るなとはいわない。送るなら許可を取りなさい。」という。


これはどういう意味かといえば、FAXを受信するのは決してただでは無い。

印刷コストは一般プリンタにおいておよそ20円。もちろん、印刷の程度による為、レーザプリンタであれば5円〜10円。
インクジェットだと20円となる。

ただ、今回の件について様々な情報を調べてみるとこのような情報がわかる。

マイナビ担当者のTさん(仮称)の話によると、FAXを送ったのは、講師をする(株)モノサスGであるというが、この会社は東京であり、今のアナウンスであるように発信元はあくまでも06の大阪エリアであるのは明らかである。

本部は東京、モノサス社も東京、しかしFAXだけが大阪?

FAX配信をモノサス社が行ったのかはこの時点で違う。なぜならFAX番号を検索するだけで山ほど検索結果が上がっているのは明らかにおかしい。


近年FAXDMを配信する際に、FAX番号をあえて表示し、折り返し電話することを想定し留守電対応するのは一種の防衛策のつもりだが非通知だと着信できないしかし、番号通知してしまうとネットで公表されてしまう。

配信が悪とはもちろんいわないが、送るならば配信セキュリティを保持し、対応すべきじゃないかといいたい。


FAXDMをネットで公表する行為自体は私だけの専売特許ではなく普遍的にされている。
リンク:電話番号掲示板Link


逆に言えば、これだけ多くのユーザに着信しているのは異常だが、これでも利用するユーザが多いのには理由があり

1つは、ファクスを自前で送信するより配信会社に自動システムで送る方が安い
(1通あたり8円未満。光IP回線を利用のため)
2つめに、電話番号リストの保有
(依頼者が電話番号リストをあらかじめ準備せず、配信会社から1件10〜100円程度で購入)
最後に、代行会社がどこにあるか実態がつかめない故、実態はあまり明らかにされていない。

通信の秘密といいながらも、こういったトンネル業者を使うのは後を絶たない。

いたちごっこがしばらく続く為、今後は印字でなくデータ転送を主としながら、次の手を考えなければいけない。


頭の痛い話である

— posted by admin at 08:38 pm   pingTrackBack [0]

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