今回はここ から
名古屋にあるRed-Zone という会社。
東京が本社と思いきや、なぜか名古屋が本部というところが何とも珍しい。
FAXのDMといえば、某PCメーカーか、お客さんからの修正依頼書が届く程度で普段は私がコピーをとるかお客さん宛にFAXのDMといえばを送る方が多く、受信は少ないものです。
そんな中届いた一通のFAX
私はFAXが届いたらよほどの事が無い限り「即時」で連絡を取ります。
つまりDMを送ったらすぐに「電話」をかける様にするのは、業者からすれば「ありがたい」はずですが、
自分にとってみれば「送ってくるな!」と言わんばかりの宣戦布告です。
今回のFAXは、なぜか下4桁が3838。
つまり「うちの会社と同じ番号だからFAXをかけたのか?」と勝手に思い電話をする。
それからFAXのフリーコールへかけてみるがDMに書いてある、井之上、永井という方は不在で代わりに鈴木という方が電話にでた。
ヤフービジネスエクスプレスの代理店になれば、安く利用できるから「お得だ」と言いたいのですが、料金を尋ねると
44500円(税別)であり、決して安い金額とはいえない。
現実問題、こういったB2Bのビジネスにおいてカード決済はまず考えにくい事から、支払いは銀行振込になる。
振込手数料を考えれば、約4万7000円程度になり、諸料金を考えればお得感はないだろう。
仮に申し込むとしても、「風俗」や「専門職」といったカテゴリは5万円の定価でなく、15万円からとなり、モバイルまで含めれば30万円はかかる計算になる。
もっとも、こういった検索対策が良好か?といえば、残念ながらNoであり、費用対効果に見合わないのが現実だろう。
過去にもGMOインターネットやテレウェイヴが営業にきてだいたい同じ程度の相場でアプローチをかけてきたことを覚えているので、おおよその相場と思う。
ただ現実問題
カテゴリ検索をあまり重要視しなくなった昨今、ビジネスエクスプレスにおける利点はきわめて低い。
しないよりマシだが、したからといって一昔の頃のようにメリットがあるとは思えない。
私自身は、ビジネスエクスプレスが始まる前に、商用サイトのヤフーカテゴリ掲載を行った実績を持っているので、申し上げるが、カテゴリ掲載してもらえるだけのコンテンツを作ってこそのサービスと思う。
こういった定価で申し込むデメリットはおろか
申し込むだけの必要性を感じないのが個人的な意見である。
私は、ビジネスエクスプレスを定価で申し込む特典として
アフィリエイト経由だと、キャッシュバックが5000円程度、
さらにヤフーリスティング広告のクーポンが5000円分付与されるなど
ついでに決済がカードだとクレジットカードのポイントが付与
されるといった事を考えれば、果たしてそこにメリットはあるだろうか?といいたい。
もっとも代理店制度を否定するつもりはさらさら無い。
代理店としての地位があまりにも低すぎると私は思う。
こういった会社が営業するのは、安く提供することもあるのだが
一番の狙いは「販売実績」をどれだけあげられるか?にかかっていると思う。
すなわち、件数の実績が上げられなければ、ヤフー側との有利な契約に持ち込む事は困難であるし、継続して有利な代理店契約を結ぶ事も難しいだろう。
個人的な意見としては「リスティング広告」にどれだけ力を入れて掲載するかと思う。
こちらも費用対効果で見た場合に「年間100万円」以上の広告予算を使い、どれだけ成果を上げられるかにかかっている。
私はそれよりも、チラシを作ったり、サービスの投資を行ったりする方がずっと良いと思う。
良い商品は口コミによって伝播する訳ですから。
今回の件は、あおりのつもりが相手を煽ってしまった。
鈴木氏にはこう伝えている
「DMを送るなとは言わない。これからも遠慮無く送ってください。ただし、FAXを送るなら事前に許可を得る事」と
FAXを送りつける事は、業者から見ても「問題無い行為」と思っているようだが、用紙やインクを消費させられるため、たまったものじゃない。
今後の狙いとして電子FAXにする手もあるのだが
うちの事務員が見落とす事になりかねないので今後もこの形態は続くだろうと思う。
改めて考えさせられた件である。