世間一般的には「だからどうした?」のレベルですが、身近な話題で言うところのNTTドコモのロゴが変わったくらい、大きなイメージを変えたものです。
http://blogs.technet.com/b/microsoft_blog/archive/2012/08/23/microsoft-unveils-a-new-look.aspx
とはいえ、ロゴが変わるのは、ウインドウズが一つのプラットフォームとして定着したのが1995年のウィンドウズ95と言われていますが、それから変遷して今秋にはWindows8がサービスインします。
この10年のマイクロソフトはWindowsXPの発表以来、アプリケーション等の大幅な刷新が行われつつも従来からのアプリケーションとの親和性が高く、評価があった一方、旧プラットフォームにおける弊害も多い為、結果的にWindowsVistaによってシステムのリビルド(再構築)を図ったものの、あまりの使い勝手の様変わりに急遽XPも存続させた話は記憶に新しいです。
現在、Windows7が主流になっていますが、それでもWindowsXPの需要は衰える事が無く、併存(私の会社も同じですが)している現実があります。
これは憂うべき事か?といえば当然の流れで、当時のWindowsXPがリリースされる前、Windows98系とWindowsNT系があり、ゲームは98、ビジネスはNTと言う一つの棲み分けがありました。
一部の方はご存じと思いますが、WindowsNTはUSBが対応しておらず、98はUSBが対応しているが不安定になるとOSがダウンする。と言う欠点があり、NTの安定性と98の利便性を兼ね備えたのがWindows2000であり、後のWindowsXPとなります。
この歴史的背景から、WindowsXPは一つの完成形で、我々ユーザはこのXPを安定させて行くと思っていたのは言うまでもありません。
それが長くバージョンアップが無く、突如登場したWindowsVistaの不興からWindows7が発売されたのは皮肉な結果です。
Windows8が登場するのも、通常の製品サイクルの点に照らし合わせると遅すぎず、早すぎずとみています。
ロゴが刷新するのに当たって、Windows8のロゴデータが発表されたとき、「なぜウインドウ=窓では無く、フラッグ=旗なのか?」と言う問いはまさにその通りでした。
今回のマイクロソフトのロゴが変わったのも変革と安定を感じます。
今後新ロゴに変更して行くと言う話ですが、本日現在日本法人のロゴはまだ旧タイプのままです。