これは、私の会社に限ったことではありませんが
同業者のホームページをたまに見る事があり、気づく事がいくつかあります
1:ファクス番号を持たないケースがある
2:電話番号が020(いわゆるD−FAX)を使っている
3:電話番号が050(いわゆるIP電話回線)を使っている
4:電話とファクスが兼用と書いてある
5:そもそも電話番号を載せていない
などと、業態は様々ですが、ファクスに限って見た場合、白黒しか送れない事や電話代がかかる等の面から、ファクスはすでに不要のうごきがあるように感じます。
しかしながら、個人的には「ファクス」が必要なケースは現在でも多々あり、仕事の内容により異なるかな?と言う側面もあります。
事務所でも「経費削減」を考えてみれば、どうしてもファクスを設置する電話コストは決して馬鹿にならず、頻繁に使う訳でないから不要論があるのもまた事実です。
一方で、ファクスに関してみた場合、はやりの050電話や020電話、さらには0088といった特殊番号へ発信する場合、IP化された固定電話や050回線では発信出来ないケースが後を絶ちません。
そうなった場合において、FAXが一方では、時代おくれと言う側面があるのですが、利便性を考えれば、手元の用紙をそのまま相手方に送る事を考えると、ファクスは便利と思います。
近年で、一番便利なサービスがNTT西日本などが行っている「ひかりファクス」と言うサービスで、電話番号はこれまでの095-xxx-xxxxを使い、受信は、NTT西日本のセンターで代理受信した後、オンラインで受信すると言うサービスです。
到着通知がメールである為、ファクス本来の機能としては不十分でありますが、DMなど不要なデータを受信せずに済む事や部署毎に設置したファクスを減らす事が出来ると考えれば、新しい考え方でもあるように思います。
うちの会社でもNTT西日本の光がはじまったらまず最初に導入したいサービスの一つです。
一番のネックだった問題さえ、しっかり解決出来ればこれほど便利なサービスも無く、今まで「ファクス」=「事務所でしかみられない」を、ボイスワープならぬ、「ファクスワープ」といった所でしょうか。
固定電話を転送するサービスは古くから存在しますが、ファクスを転送?するサービスはD-FAXをはじめ、比較的新しいサービスです
やりとりにコストがかからない「メール」が重宝されるご時世ですが、やはり「手軽さ」が魅力なファクスは今でも、必要と感じる場面が多く、なかなかメールで代用出来ない事が多いように感じます。
改めてサービスの精査が必要だと感じました