久々によい話題を一つ。
2011年7月13日(水)から始まった
SMS(ショートメールサービス)の相互接続が開始されました。
これまでは、ドコモ携帯はドコモのみ、KDDIはKDDIのみ、ソフトバンクは(以前はツーカーとの相互接続あり)ソフトバンクのみという形で、携帯番号ポータビリティがスタートされたこともあり携帯番号だけで会社の特定が困難になりました。
今回のサービス開始で携帯番号(090と080/今後は070も供用開始)すべてが対象となるため、携帯会社に関係なく送受信が可能になるのです。
パケット通信とは違うため、若干の構造違いはありますが
携帯メールアドレスが変わって送信ができない、あるいは携帯番号のみしか知らない場合でも、メールを送ることが可能になるため利便性は急激に向上したといってよいでしょう。
私も早速、送信テストを行ったところ、速度も問題なく利用できることから実用性は非常に大といったところでしょう。
様々な諸問題としてあげられる「迷惑メール」が増えるのでは?という点は、残念ながら、十分あり得るため、注意が必要ですが
SMSの特性である、発信元=電話番号
となるため、非常識なメッセージは即携帯電話の契約停止解除の対象となるため、抑制はある程度続くことを期待しますが注意喚起をはかるしかなさそうです。
もっとも、SMS受信拒否を行うことも可能ですが、原則は「受信可」となっており、この点もまだまだ検討の余地ありです。
ただ、こういったサービスが開始されたことにより
連絡手段が今まで電話のみだったのが、SMSというメールが使用可能になったことは、携帯電話の歴史10年の中で番号ポータビリティの次に画期的なことと考えます。
今まで進まなかった背景にはimodeをはじめとしたインターネットサービスの発展があり、SMSを使う必要性がなかったのが要因です。
今後、メールアドレスの紹介なども含め積極的にSMSを活用しようと思う今日この頃です。