銀行口座が多いと不便である。と言う話は、かねてからの話題に上ります。
もっとも、自社の利便性を考え口座一つが良いのですが、一番どこが良いのか?トータルで考えた結果は次の通り
*ゆうちょ銀行
利点:口座の入出金・自動送金(口座振替)がほぼ対応している点。ネットバンキングが無料(法人・個人問わず)
欠点:残高が1000万円以上は原則預ける事ができない。(振替口座を利用することで上限は事実上無し)
振替口座を使うと自動送金ができない為(現在は一部対応)、決済業務に支障あり
*ネット銀行(主にジャパンネット銀行、楽天銀行など)
利点:振込手数料が安い・入出金通知がメールで届く
欠点:口座振替が完全対応でない(一部は今でも不可)、振り込む相手に依っては怪しい?と思われてしまう。
*地方銀行(長崎県は主に十八銀行、親和銀行を指す)
利点:銀行名称に実績がある為、安心してもらえる(?)、市町村の指定金融機関である為、税金の納付ができる
※もし、ネット銀行しか無い場合は収納口座はゆうちょ銀行を指定する必要がある。
欠点:振込手数料が割高。入金通知がネットバンキング契約(月額数千円程度)支払う必要がある。
*都市銀行(みずほ・三菱・三井住友ほか)
利点:地方銀行と同じ
欠点:地方銀行と同じ、税金納付に関しては一部制約あり(口座振替ができない事がある)
こうやって見ると、どういう持ち方がベストか?と言えば
*入出金口座として、「ジャパンネット銀行または、楽天銀行」
*引落口座として 「ゆうちょ銀行」
がベターかもしれません。
もっとも、これらに加え代金回収といった業務を付与するとしても、金融機関との直接契約で無い限り、上記口座があればほぼ充足するのではないか?と見ています。
さらに、勿論極論を言えば振込先金融機関も「ゆうちょ振替」を入金専用とし、引落を普通貯金口座から落とせば何ら支障は無いだろうと見ています。
銀行口座を多く持つよりも減らせるところはとにかく減らし、集約する事も大事かもしれません。