「超」勉強法と学生時代

私はここ最近、進学や就職する学生さんに、「超」勉強法の本を渡す様にしています。

いろいろな書籍や勉強などがありますが、かつての事を思い出した上でよくまとめられています。


「超」勉強法の著者は、元一橋大学教授の野口悠紀雄氏によるもので当時高校生だった私には非常に面白く、すぐに読み終わった印象があります。

1500円という金額が当時高校生だった自分にとってみれば結構な金額でしたが、今でも手元に置いてある本の一つです。





学生時代の頃に読んだ思いと、今パソコン屋をやっている自分が読んだ時では大きくちがいますが

今でも、この本に書いてある事は読んで間違いない?と言わせる説得力があります。


特に勉強の仕方という点では、「基礎学習」でなく「実践学習」を中心に進めると言う点で言えば、受験生にもわかりやすいのと、同時に現場の教職員の方々にも是非一読してほしい。ほど読み応えある内容です。


数理系で特に役立つ学習法が「パラシュート学習法」といった手法で、まず問題になるテーマを「解き方」だけを中心に進め、それから基礎学習を進めるというやり方です。

特にこの考え方は、一夜漬け勉強法に思えそうですが、実は違います。


数学や物理がわからなくなる原因は「問題の解き方」がわからず、そのまま過ぎてしまう事。


そして、どんどん次の単元(テーマ)へ進み、一つわからないばかりに次々押し寄せてくる応用問題が解けないと言う悪循環に陥ります。


まずは、理論抜きにまずは「解き方」だけを習得し、ある程度解き方がわかったら、気持ちに余裕が出て来る事により、新しい勉強、基礎的考え方が身につくのです。


そうすることで勉強する事が楽しくなる「仕組み=テクニック」は、やはり指導する教諭らにゆだねられるところが大きいのです。

コツをつかむのが早い人は、指導教諭の善し悪しに左右されませんが、私の様なコツの悪い人間はやはり指導教諭の差は大きいことを痛感します。


勉強は、無味乾燥な事をやればやるほど嫌になる訳です。


そう振り返ると、高校時代は楽しかった。勉強の成績は普通科目は並以下でしたが、専門科目の成績が比較的良好?だった事もあり、ある意味救われました。

好きな科目と嫌いな科目の落差は特に激しく、好きな科目ほど伸び率は高い事は卒業してから実感した物でした。


特にこれから、進学する・就職するなら「本」を読む習慣をつける。事は大事だと思います。
どんなテーマでもかまわないと思います。
人間関係でも資産運用でも、経営・経済、とにかくいろいろな本を読む事の大事さを見せつけられます。


たまには活字に触れる事もまた大事ではないか?と思います。






読んだことが無い方には、大変おすすめな一冊です。

— posted by admin at 06:24 pm   pingTrackBack [0]

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