私個人が使っているパソコンは3台、それに加えて、スマートフォンとタブレット端末を併用し、実に5台の電子端末が机の上を占領している。
これまでの悩みは、データのやりとりをする為に、SDカードやUSBメモリといった電子メモリにすべて保管し、そのデータを物理的にやりとりしていたのですが、この煩雑さを解消したのが、Dropbox の存在。
Dropbox 連動の話題はScanSnap を使う場面でも取り上げている通り、今更強調して申し上げる事では無く、実際の場面で重要になるのは「必要なデータは非常に限られている」点です。
FUJITSU ScanSnap S1500 楽2ライブラリパーソナルV5.0セットモデル Acrobat X 標準添付 FI-S1500-SRA
私自身が今取り組んでいる具体的な事例として
ブラウザをgoogle Chromeにして、gmailアカウントを取得していると、他のOS(たとえばMacOS)でも、Windowsで利用していたアカウント情報を元にお気に入りを共有化できる。この点で言えば、既にデータの保管先がオフライン(パソコン上)で無く、インターネット上にある事がわかります。
しかしながら、InternetExplorerに関しては、単独ではそういった機能を持たない為、Apple のiCloud を併用し、こちらもデータの連動を行う事が望ましいかもしれません。
私自身は、データの保管レベルを大きく3つのレベルに分け、管理しています
*オフライン保管(最機密レベル)
*オンライン保管(通常レベル)
*オープンデータ
であろうと思います。通常は、オンライン保管(いわゆるdropbox管理)で十分まかなえると思います。
関連データは共有化でメール受信の負荷を大幅に下げる事ができるのもクラウド化による恩恵だと思います。
その一方で、業務機密レベルが高い情報をどのように管理するかと言う点に関して言えば、原則論として言えば
すべて「パスワードの暗号化」が前提だろうと思います。
いずれにしてもクラウド化は便利である一方、情報流出の原因にもなるため、取扱は慎重にするべきだと言うのが私の持論です。
その為、インターネット経由で行うには危険だという情報に関してはこれまで通り、USBやCD等でやりとりが前提と思いますが、インターネット上に保管できる情報量はきわめて限定的です。
私が持っているデータをすべて保管するなら、最低でも10TB(10000GB)は必要ですが、そんなばかげた事は現実的でありません。
必要最小限のデータを中心に保管するだけでも、クラウド化は十分機能を発揮すると考えます。
身近なクラウド化の活用は、複数のデバイスを利用する事も勿論ですが、大前提事項として、パソコンが故障などで使用不能になったとき作業データの迅速な復旧ができる事がクラウド化の目的と私は考えます。