毎月の支払というのは、経済活動を続ける限り延々と続く訳ですが
どうしても避けて通れそうに無い事がいくつかあります。
今月から来月にかけて身の回りの維持費を見直したところ
実に10000円近くの経費を無駄に払っていた事が分かりました。
この数字は日々の利用状況に照らし合わせても大きく、改めてたくさんはらっているなと思う瞬間です。
かつては、ISPをたくさん契約している事が一つのステータスでしたが、気づけばそれもやっかいな話題と変わっており、複雑な心境です。
ケータイを4台も持ち歩いていた頃に比べ、近頃はやっと2台まで減らす事に成功しました。
維持費は2台減らしてもわずか2000円の減ですが、年間にして見ればこちらも見過ごせない数字です。
さらにヤフーの会費も同じ事が言えそうですが、毎月300円程度でオークション入札が当たり前でしたが、近頃はほとんど見向きもせずになった点、さらにはスマホ経由からだと入札金額に制限が無い点もわざわざ会費を払ってまで利用する意義があるのか?という部分になっているのです。
(一応、出品に関するライセンスは取得しているので、会費さえ払えばいつでも再開できるんですが・・・)
ランニングコストは、定期的に見直すのですがどうしても焼け太りする事が多く、昨年は過剰投資の一年で、今年はその反動で一気に収束して行くと言うパターンです。
平均していけば本当に必要な物だけが残り、不要だと思う物はあっさり償却できる様にする。
それが何よりも大切ではないかと考えるからです。
私は各種契約の際は、「長期縛り」がある契約は極力結ばない方針を持っています。
これは月々が安くても、解約の時に多大な出費がかさみ、却って負担になってしまう事を防ぐ為です。
ご存じかもしれませんが、かつてのソフトバンクのホワイトプランは月々の縛りも無く、端末の分割金を担保に解約手数料は取らない方針でした。
しかし、一括償却が販売店で進み、解約新規が進んだ事も踏まえ、一昨年あたりから2年契約を軸にしたプランに変わった事は記憶に新しい事です。
私はプラン変更が出来る事も知っていましたが、2年契約のメリットが上記理由から見いだせず、そのままにしておきました。
様々なプランを見直す過程の中、この特則を活用し、一気に償却しました。
各種ISPも同様に、2年契約の前提で最低利用料金を課していますが最低利用制度が始まる前の事もあり、解約時の撤去手数料が無料であった点は、いつか解約する時の準備をしていた点に他ならず、結果的にはランニングコストを減らす効果に一役買ったのは複雑な思いです。
契約するときは、思い高ぶって目先の安さで選ぶ事があります。
しかし、それではいざと言う時失敗してしまいかねません。
毎月が多少高くても、いつでもやめられるように「最低利用期間」を定めない契約を基本に行うと、いざ解約する事になっても焦らずに取り組めるのではないかと思います。
こんな時代だからこそ、やめやすい環境作りは大事だと私は考えます。