先日の出張の折、トイレ休憩をかねて、コンビニで立ち寄る。
コンビニにおいてある本は、「ベストセラー」です。勿論好き嫌いはありますが・・
今回手にとった本が、「人に好かれたら、仕事は9割うまくいく〜秋庭道博著」
書いてある内容はごく当たり前の事ばかりですが割と面白い。
テーマ18に書いてある
「その仕事に求められているのは何か?」という内容
これは、非常に難しい事を説いています。
この考え方はまんざら外れておらず、私のこれまで取り組んだ事に照らし合わせてもさほど違いはありません。
*品質よりもスピードを要するもの
「納品後修正・手直しができるもの=ホームページ作成・パソコン設定など」
*スピードより品質を求められる物
「公的な申請手続・システム開発・デザイン・印刷物」
本書では、要領の良い奴は「スピードと品質のどちらに重点を置くべきか」と説いていますが、やはりそこには具体的な事例が無いところが少し物足りなさを感じます。
基本的には「多少雑でもスピード対応できる事が望まれます」
これが全体の8割以上を占めます。
やはり、迅速対応ができる事はそれだけでも評価に値します。
次に、品質を求められるのが「書類申請を始めとした、修正・訂正が利かない分野」
普段から書類申請を行うならなおさら品質を求められます。
私は、スピードと品質はサービスの基本であり、車の両輪に値する。
と考えます。品質を保ちつつ、スピードを重視する。
ここには何があるのか?
テーマ38にある「仕事は段取りと集中力」につきるのです。
スピードプレイをする為には、段取りが大事。
品質を維持するためには集中して取り組む。
これは思ったより難しい事ですが、できると非常に楽です。
仕事は「無駄に抱え込まず、ある程度の段階で整理せよ」
と言うのが一つの救いです。
すべての事につながるのは「仕事ができる奴はすなわち、信頼に値する」
信頼に値する奴は「自然に好かれる」
と言う構図になれば良いんですが、現実は「嫌いだけど仕事はできる」方がどちらかと言えば、ドライに対応できて良いと私は思います。
普段はニコニコプレイで構いませんが、時々「真剣に取り組む目」も大事だと私は考えます。
割とすらすら読めるので、1時間で読むには良い本ではないでしょうか