最近は、ブロードバンド回線という言葉も当たり前になってきました。
店頭ではクリスマスシーズンと言うこともあり、いつになくにぎわっていたのは久しいところです。
今日は某所でYahoo!の気になる記事を見たくてデモ体験コーナーに立ち寄ったのが運のツキだった
。
回線速度が速いとか遅い事については「正直興味がない」のだ。
光回線で快適に利用するには、回線速度より「パソコンの性能」をあげなくては意味が無いからだ。
どんなに排気量の大きい車を持っていても、タイヤやホイルが脆弱だと使い物にならないし、最も運転する人間の実力が伴わなければ・・・使いこなせるはずもない。
実際に早いな〜と実感出来るのは、大容量の動画転送などを行ったときだけで、通常にテキストブラウジングをする程度であれば、体感で差を感じることは無い。
そのくらい、一定の速度以上の体感を感じることは難しいのだ。
うちの事務所の回線も先日、CATVからFTTHに切り替えたが、早いのか遅いのかは今ひとつわからないのだ。
実態はそんなものである。
私にとって、光をもっと早く活用する手だては残念ながらない。
なぜなら・・・パソコンの性能が追いつかないから。
これは、仕方ない話である。
さて、店頭の話に戻すと、ADSL回線のPCは6〜7年前の旧式PCで、FTTHのPCは3〜4年前のパソコンとなる。
さらにグラフィックボードがオンチップに対し、グラボメーカの高速タイプが実装されているのだから、回線チェックをするまでもなく、結果は明白である。
この場合に、「FTTH」と「ADSL」の回線を切り替えたらどうなるだろうか?
驚く無かれ、「ADSL」が速く動く結果になる。
それなら、わざわざ光とADSLの回線を用意する必要もなさそうだ。
さすがに言い過ぎたとは思うが、多少回線が遅くても、パソコンの性能をしっかり上げれば、速度は実測以上の結果を残すから。
もちろん、九州の場合は、レスポンスの関係で、転送バッファに余裕を持つ設定などをするとより効果的と思う。
回線速度の比較をする上で大事なことは、同一条件のPCを並べて行わない限り、本当の早さを実感することは出来ないだろう。
ホンネとタテマエはわかるんだが、やはりねぇ。と苦笑いしてしまう。
ADSLが速くなるポイントは、いくつかあるが、一番影響する事は、「設置している地域」で大きく変わってくると言うことだ。
郡部へ行けば、光以上にスピードがでる場合がある。
ADSLも侮れないのである。
光は今のところ最善のサービスと言われているが、実は「最善」ではないのだ。
回線そのものは髪の毛よりも細い光ファイバ1本であるから、外的要因に弱いのだ。
そう言う点では、CATVケーブルがいろんな面で有利だろう。
技術的云々を言えば、もちろん違うのだが、より高速なサービスが展開されない限り、光回線はまだ性能をもてあましているのが現実である。
100GBPS時代になってはじめて光の真骨頂が見えるのではないか。つまり、現時点ではドングリの背比べと言うことである。
では、また明日。