たかが500円だけど

今日、とある商品を落札して、小物だったのでエクスパックで送ってもらうことにした。

しかし、都合で佐川で送ったという。

エクスパックだと、1日で届くが、佐川だと2日かかる。

送ったほうにしてみれば「本当は500円じゃないけど、ありがたく思え。エクスパックに会わせているんだからガタガタ言うな」と言うところだろう。

こっちにしてみれば「ビジネスだからしっかりしてもらわないと」と思うし、平日しか商品は発送しないとか、いろいろ偉そうに書いているのに、やることは自分勝手である。
自分について言えば「そんな細かいことでガタガタ言うな」と思われるかもしれない。

たかが一日待てば良いじゃないか。確かに、ごもっともな意見である。

私が思うには、500円入ったから、はなからエクスパックで送るつもりは無かったんだと思う。佐川の伝票番号をみると「プリンタ印字型ソフト」によるものと言うことも判明
(運送会社の伝票番号で、発行形態がすべてわかるんです)

きっと、佐川で送ったから良いだろうと言う慢心があるんだと思う。
ちゃんと届くし、補償もあるから良いじゃないか


・・・エクスパックは、航空便でバンバン飛ばして荷物を運ぶため、全国翌日で届く便利なサービス。
一方で、佐川の陸送便は、通常貨物発送になるため、どうしても2〜3日はかかってしまう

私自身は、佐川がダメでエクスパックがよいと言っているわけでは無い。(これは、佐川の名誉のためである)

小荷物で、比較的破損の可能性が低く、発送に手間がかからない場合は、エクスパック500を推奨している。

送料も定額で、条件も比較的よい。郵便局の最終便に間に合えば、翌日までに確実に届く。
荷物が大きい場合で急ぐときは、佐川で、航空便と言うことになるだろう。
急ぐから、エクスパック。普通は、佐川で十分である。

ちなみに、長崎−東京間の荷物の到着は
普通郵便 午前中(0〜12)に集配局窓口で受付すると、翌日届く
速達など 夜間最終(20時・・厳密には21時最終便出発のため)で、翌日夜間までに配達

と言うほど、現在の物流はしっかり機能している。

一方で貨物関係は、一日一便という定期ロジスティックであることもあるため、翌日届くところは翌日で、翌々日のところもしばしばである。

郵便会社だけは事情が多少異なり「翌日までに陸送可能な地域」と「翌日までに陸送ができない地域」に分けて物流が動く。

関西圏は2日かかる一方、東京などの関東圏は翌日届くのはそのためである。
一方長崎県内でも離島は2日〜3日かかることもザラである。
情報格差ならぬ物流格差である。

速達の場合は、すべて航空便で動くためほぼ翌日に届く。

ただし、午前中届くといったことはなく、あくまでも「翌日中」という条件が付加される。

普通郵便の様に、午前中までに速達扱いで発送した場合に限り、「翌日午前中」が担保されるだけである。

たかが荷物一個である。

偉い人はよいことを教えてくれた

「できることはやりなさい。できないことは最初からしない」

むしろ相手は「墓穴を掘らないつもり」でいろいろ、条件を書いたはずだが、自らの言動で「墓穴を掘った」ことになる。

どうせ遠方からで時間がかかるなら「メール便」で送ってもらうほうがよっぽどマシである。

メール便で送るつもりが、「都合」で「エクスパック」に変えたのであれば、うれしいことである。しかし、「エクスパック」を指定しているのも関わらず「宅配便」にしたことは、金額はエクスパックより高くても、納期という点では、エクスパックに劣るからだ。

たかが500円である。非常に残念な出来事であった。

— posted by おおくす@ai2station at 11:07 pm  

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