パソコン屋について考えてみた

パソコン屋という分野をひもとけば


1*パソコンを修理する人(いわゆる設定業者)

2*パソコンを販売する人(新品・中古を問わず)

3*パソコンの操作指導をする人(いわゆるインストラクターという職種)

4*パソコンの導入アドバイスをする人(コンサルタント業)


といった中で、私がメインとしてるのは、1の修理・設置ですが年間の売り上げ構成比を見ると、非常に低い。

ざっくりとした比率でいえば、パソコンサポートを1としたら、ウェブ制作が7くらいの割合です。
現実この比率を3程度まであげる事は可能です。

私が1としているのは、仕事の単価から見て割に合わない事がその大きな理由です。


毎日、パソコンサポートが入ったとしても


月に20日稼働して、1日3カ所、1件あたり5000〜10000円(平均して7500円としましょう)

月間の売り上げは、ざっくり45万円です。

ただ、朝から晩までパソコンサポートに明け暮れていては正直無理があります。


それをふまえ自分が動けるのは最大10日、売上単価を計算して一日平均1万円とした場合に、10万円が一つの目標値です。

もちろん、パソコンサポートを専業に働く事が厳しい理由として

私の会社の仕事が「パソコンサポート」だけをメインにしていない事

長崎の商圏からみて毎日数件の引き合いが来るほどの需要はない事

単価の大きい仕事は、作業日数も相当かかる事から日割りすると一日平均1万円を割り込む事


など当然ながらその背景はまだ考えなくてはならない課題があるのです。


パソコンサポートは「即日即応」が基本である為、他社のような「外注」の下請けで2〜3日かかる所と私の会社のように「連絡受けたらその日のうちに訪問」では、お客様の印象も当然変わります。

本来であれば、効率を考え、パソコンサポートの日を決めてスケジュールをたてるほうが会社の経費面が軽減されます。

それでは意味がありません。


お客さんは「必要」だから電話帳などを見て問い合わせるのであり、すぐに動けないのは何ともやるせないものです。


今一番考えているのは、多すぎても
「自分の仕事」の時間がとれない事

引き合いが無ければ
「食べていけない」


だからといって
「毎月決まっただけの売り上げ」が保証される事でない


といったジレンマは私の会社に限らず抱えているのではないだろうかと思います。


近年の傾向は「大企業」から「大口」の受注を受けて、それを全国の外注会社に回してピンハネというのが流行りです。

本当の意味でピンハネではなく

仕事として成り立つパソコン屋ができればと思う今日この頃です。

— posted by おおくす@ai2station at 10:20 pm   pingTrackBack [0]

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